快晴の空と、無料になったトイレ修理
今日はカラッと晴れた、とても気持ちの良い1日でした。 溜まっていた洗濯物をまとめて洗い、太陽の光の下に干すと、あっという間にしっかりと乾いてくれました。それだけで良い1日だったと思えます。
昨日、職人(Fundi)を呼んで直してもらった家のトイレについて、大家さんに「どのくらいお金を払えばいいですか?」と尋ねると、「お金はいらないよ」と笑顔で言ってくれました。
とてもありがたいです。 物件の設備トラブルだから大家が負担するというルールもあるのかもしれませんが、それにしてもあっさりと無料にしてくれました。 毎日顔を合わせるたびに挨拶をして、スワヒリ語で言葉を交わし、良好な関係を築けていることが、こういうちょっとした優しさに繋がっているのかなと思います。日々のコミュニケーションの積み重ねは、やはり大切です。

コスト計算とレコードキーピングの壁
午前中は事務所へ行き、同僚たちとキノコ栽培に向けたスケジューリングやコスト計算、追加で必要な資材などについて話し合いました。
嬉しかったのは、今後のプロジェクト拡大の参考にするために、事務所の同僚の方からコストを計算したいと言ってきたことです。 彼らがビジネス的な視点に興味を持ってくれるのは、素晴らしい兆候です。
私が進めているプロジェクトでは、個人的にエクセルでシートを作ってコストやスケジュールを管理していますが、その先にあるのは農家自身による「収支管理」です。 手書きのノートでもいいので、どのくらいのコストがかかり、どのくらいの売り上げが出せて、最終的にどのくらいの利益が出るのか。これを彼ら自身が記録し、把握できるようになるのが理想です。
しかし、農家にこれを導入してもらうのは、なかなか難易度が高そうです。 今一緒にプロジェクトを行っている農家のお父さんは、どうやらメインの収入源がボダボダ(バイクタクシー)のようです。日銭を稼ぐ仕事が中心で、おそらく奥さんが外で働いているのが家庭を支えているのでしょう。 緻密な記録をつける習慣を彼に求めるのは酷かもしれません。 ただ、彼の息子さんは農業をしっかり勉強しており、やる気もとてもありそうでした。記録や管理の面では、息子さんをうまく巻き込んで話を進めていくのが鍵になりそうです。
病院のイチゴと、酔っ払いの父親
昼頃には、地域の病院へ足を運び、デモ圃場のイチゴの進捗を確認しました。
コンディションは「Not good but not bad」といったところ。枯れてはいないけれど、劇的に育っているわけでもありません。 病院のチーフとも直接会話ができ、今後の管理の仕方について共有できました。ちゃんと軌道に乗るまでは、1週間おきくらいに定期的に観察へ通おうと思います。

その後は特に予定がなかったので、村の中を少し歩いて見て回ることにしました。
途中、ある農家の男性に出会いました。学校には通っていなかったそうですが、少し英語が分かる人でした。ただ、日中から少し酔っ払っているようで、酒の匂いがプンプンしており、正直あまり関わりたくない嫌な感じの雰囲気でした。
しかし、その彼のお父さんはとてもいい人で、話を聞くと「家に空いた部屋が三つあるから、キノコ栽培をやってみたい」と興味を示してくれました。 お父さんは足があまり良くない感じだったので、栽培の管理をどうするかは工夫が必要ですが、立派なメイズ(トウモロコシ)の畑があったので、代わりに動ける家族がいるのでしょう。 数週間後にまた会って、詳しく話をする約束をしました。
イチゴとキノコを中心に、少しずつこうしてパートナーを増やしていけたらと思います。
村の奥に入ると、本当にいい人が多くて、とても居心地が良いです。

生食文化と、ケニアの広い空
夕方、事務所に戻って明日の動きを確認しつつ、同僚たちと雑談を楽しみました。
話題は日本の食文化について。 彼らから、「生肉や生魚を食べる日本人が考えられない。信じられない」と強烈なツッコミを受けました。 「なんでそんなものを食べるの?」と聞かれたので、「美味しいからだよ。それに私たちの文化だし、衛生面や安全には徹底的に配慮されているんだよ」と回答しましたが、案の定、全く納得してくれませんでした(笑)。
肉も魚も野菜も、クタクタになるまで火を通すのが彼らの常識です。生で食べるなんて、彼らからすれば野蛮な行為に映るのかもしれません。
分かり合えない部分も含めて、やっぱり文化の違いというのは面白いなと思います。
今日はとても晴れていました。 気のせいかもしれませんが、見上げるケニアの空が、いつもよりとても広く感じた1日でした。自分の足で村を歩き回り、色々な人と話し、心地よい疲労感に包まれています。



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