【ケニア派遣328日目】協力隊の同期は、少し不思議な仲間たち

ケニアで久しぶりに集まったJICA海外協力隊の同期たち。同じプロジェクトでも、ただの友達でもない、不思議な関係性について考えます。気が合うから仲間なのか、それとも同じ経験を共有しているからなのか。夜遅くまで続いた何気ない会話を通じて感じたこと。

久しぶりに、みんなが集まった

今日は、同期隊員全員がカカメガ(私の任地がある郡)に集まりました。

みんなで顔を合わせるのは、ナイロビでの研修以来。
実に9ヶ月ぶりです。

久しぶりに会っても、みんな変わっていません。

ただ、それぞれの環境で苦労しながら活動していることが、話しているとよく分かりました。

同じ協力隊としてケニアに来ていても、活動する場所も、仕事内容も、日々向き合っている課題も違います。

それぞれが、それぞれの場所で頑張っている。

そんなことを改めて感じた一日でした。

同期という、不思議な関係

協力隊の同期や仲間というのは、なんだか不思議な関係です。

同じプロジェクトに取り組んでいるわけではないので、仕事仲間とは少し違います。

かといって、ただの友達というには、共有しているコンテクストが多すぎる。

訓練を受けて、同じタイミングでケニアに来て、それぞれの場所で活動している。
そうした経験を、いちいち説明しなくても分かってもらえるところがあります。

仲間ではある。

でも、私たちの隊次は、良くも悪くもみんな独立しています。

他の隊次では、同期みんなでどこかへ出かけたりすることもあるらしいです。
私たちも、そういう話が出ないわけではありません。

ただ、なかなかまとまらない。

みんな好き勝手です。

もちろん、私もその一部ですが。

個人的には、そんなところも含めて居心地がいいと思っています。

ハロウィン当日ということで、かぼちゃメニュー。
と、ナイロビから届いた椎茸を使った鍋。

気が合うから、一緒にいるのか

一方で、同じ協力隊じゃなかったら、そもそも一緒にいることはなかっただろうな、という人が多いと感じます。

訓練所にいた頃、みんなと特別仲が良かったわけではありません。

それぞれ違う性格で、違う考え方をしていて、普段なら交わることのなかった人たちもいると思います。

だから、今こうして一緒にいる理由は、気が合うから、ということではないと思います。

同じ環境にいて、同じ文脈を共有している。

そのこと自体に、何かしらの価値があるのだと思います。

もちろん、面白い人たちですし、それぞれに尊敬している部分もあります。

活動の話を聞けば、自分も頑張ろうと思える。
苦労している話を聞けば、少し安心することもある。

みんなから元気をもらっています。

でも、仲間って、そういうものなのでしょうか。

気が合うから一緒にいるのか。
同じ経験をしたから、一緒にいられるのか。

その境目は、よく分かりません。

内容のない会話をする時間

夜は、男子3人で遅くまで話していました。

活動の話をしたり、くだらない話をしたり。

特別なことを話していたわけではありません。

ただ、こうして集まって、内容のない会話をしている。

それが、なんだかいい時間でした。

同じ場所で、同じ仕事をしているわけではない。
普段から頻繁に連絡を取り合っているわけでもない。

それでも、久しぶりに会えば、なんとなく一緒にいられる。

協力隊の同期というのは、やっぱり少し不思議な関係です。

仲間とは何か、うまく説明できるわけではありません。

ただ、こういう人たちがいて、こういう時間がある。

それは、とてもありがたいことです。