宙を舞うバス旅と、オーディブルで流した涙
今日は任地を離れ、首都ナイロビへの移動日でした。
やはり、カカメガ周辺からナイロビまでの道のりは遠い。
長い時間をバスに揺られて移動することになります。

今日の席は、バスの一番後ろの列でした。ケニアの道路にはスピード出しすぎを防ぐための減速帯(バンプ)が無数に設置されているのですが、最後尾の席はその衝撃がダイレクトに伝わってきます。減速帯を通過するたびに身体が宙へとポンポンと跳ね上がり、そのたびに隣に座っていた現地の人と顔を見合わせ、苦笑いを交わす時間となりました。もう少しあの凸機を減らしてくれれば助かるのですが、この国らしい移動の風物詩です。
最近はスマートフォンのバッテリーが弱っており、すぐに充電がなくなってしまいます。そのため、移動中は機内モードに設定し、あらかじめダウンロードしておいたオーディブルに耳を傾けて過ごしました。
物語の世界に集中して引き込まれるなか、不意に感情が揺さぶられ、久しぶりに目から涙が溢れ出しました。
日々の緊張感から解き放たれ、自分の内側の感情と丁寧に向き合える貴重な移動時間となりました。

飾らない同期との再会と、甘すぎるバースデーケーキ
長旅を経て、無事にナイロビへ到着。
夜は、久しぶりに同期隊員たちと集まって食事会を開きました。
全員が集まれたわけではありませんでしたが、それでもかなりの人数が顔を揃えました。
全く気を使わなくていい仲間たちと過ごす時間は、心から楽しく、解放感に満ちていました。特に深いテーマがあるわけでもない、取り留めのない無駄話ばかりの会話。しかし、とても贅沢な時間でした。
そして会の終盤、思いがけないサプライズが。
先日の私の25歳の誕生日を覚えていてくれて、お祝いとしてバースデーケーキを準備してくれていました。
現地のケーキ特有の激しい甘さがあり、正直なところ完食することはできませんでした。ただ、こうしてケーキを囲んで笑い合ってくれたその温かい気持ちが、嬉しかったです。
1週間以上続いていたあの頑固な断水や日常のストレスも、このナイロビの夜の笑い声の中にすっかり溶けていきました。
最高の仲間たちと美味しい時間を過ごせたことに感謝しながら。
この数日間の遠出の機会を存分に味わい、身体と心を隅々までリフレッシュさせていきます。
