人と出会う訓練
3日ぶりに一人の時間が戻ってきました。
人と一緒にいるのは楽しいですが、やっぱり疲れもします。
いつもの日常に戻ると、少し安心する自分もいます。
午前中は、きのこの収穫を済ませてから、農家さんに紹介してもらった農家グループに初めて顔を出しました。
自分の活動を紹介し、きのこ栽培に興味がありそうな人には、トレーニングにも誘ってみました。
ありがたいことに、目を見て話を聞いてくれる人が多く、手応えを感じました。
ケニアに来てから、自分の活動を説明したり、相手に興味を持ってもらえるように話したりする機会が増えました。
いわば、自分自身を売り込みです。
10ヶ月が過ぎ、こういうことにも、だいぶ慣れてきたと思います。
来年以降は、農家さんだけでなく、マーケットにも働きかけていきたいと考えています。
そうなると、今以上に営業する力が必要になります。
会社員時代は、どちらかといえば後方支援が中心でした。
最速で成果を出すために、自分はそちらに注力させてほしいとお願いしていたくらいです。
ある意味、苦手なことから逃げていたのかもしれません。
でも、今はそこが求められている。
いい機会だと思います。修行です。
今日の自己紹介にも、まだまだ反省点はあります。
こういうことは、結局、場数を踏むしかないのでしょう。
いろんな人と出会い、自分の言葉で伝える訓練をしていこうと思います。

農家さんの懐の広さ
午後からは、以前からよく道端でお話ししていた農家さんの家を訪ねました。
会うたびに「畑を見てほしい」「何かサポートしてほしい」と声をかけてくれていた人です。
いつも「また今度ね」と流してしまっていたのですが、ようやく訪問しました。
いざ家に行ってみると、農地を見るのはほんの一瞬。
その後は一緒にご飯を食べ、帰りには大量の野菜まで持たせてくれました。
農家さんの懐の広さを感じます。
こちらは何かお返しができたわけでもないのに、こんなにもてなしてもらうと、なんだか申し訳なくなってしまいます。
でも、やっぱりありがたい。
野菜と一緒に、Mushelekha(ムシェレカ)という液体ももらいました。
豆の葉を燃やした灰から作る灰汁のようなもので、これを使って野菜などを茹でるといいそうです。
地域の食文化には、まだまだ知らないことがたくさんあります。

Future starts from now
帰り際、結婚について話す機会がありました。
「まあ、いつかね」
そんなふうに答えていると、農家さんから返ってきたのが、
「Future starts from now」
という言葉でした。
未来は今から始まる。
いつか、いつかと言っているだけでは何も始まらない。
将来のことだって、今の積み重ねの先にある。
今日会った農家さんたちとの出会いも、自分から足を運んだからこそ生まれたものです。
人と出会うことも、何かを始めることも、結局は今の行動から。
いい言葉をもらいました。