【ケニア派遣228日目】思考の洪水を「排水」するエッセイ。1日30人の読者と、足跡を残すことの豊かな価値

ケニア派遣228日目。今日は何もやらない休日を選択。アニメや大相撲を楽しみ、30円のマンゴーや5円のバナナを使った豪華なスムージーを味わう朝。大量のインプットと一人暮らしの静寂から溢れ出す思考を「排水」するためのエッセイ執筆と、大学時代の毎日投稿の記憶、そして日々読んでくださる読者への感謝を綴ります。

何もやらない贅沢と、100円以下の豪華スムージー

土曜日。今日はとにかく「何もやりたくない」という心の声に直言に従い、徹底的に家の中でダラダラと過ごす一日にしました。

ベッドから這い出し、アニメや映画、そして大相撲の取組などをひたすら画面越しに眺める。 何かに追われることもなく、ただ流れる映像に身を任せ、昼過ぎには心地よい睡魔に引き込まれるように爆睡していました。身体と心が「休みたい」と求めていた分だけ、贅沢に時間を使い果した気がします。

今朝のご飯には、自家製の新鮮なフルーツスムージーを作りました。

使った材料は、バナナ(1本およそ5円)、ケール(1束およそ10円)、ナチュラルハニー、牛乳、ヨーグルト。 これだけのフレッシュな食材をミキサーに賭けても、全体の原価としては100円すら下回ります。ほとんどが周囲の人々からの頂き物だったりもするのですが、この安さとクオリティの高さは、ここケニアで暮らす者だけに許された最高の特権です。

日本に帰国したら、なかなか手が出しづらくなるような完熟のマンゴーやアボカドなどのトロピカルフルーツたち。 こっちにいる間に、嫌になるくらい食べておこうと、グラスを傾けながら、些細な野望を抱いていました。

思考の洪水を吐き出す、「排水」としてのエッセイ

こうして部屋に引きこもり、読書をして、アニメや映画を鑑賞する。ケニアでの一人暮らしのなかでそうしたエンタメや情報にどっぷりと浸かっていると、自分の中に膨大なインプットが波のように押し寄せてきます。

そして、その膨大なインプットと、異国での一人暮らしの時間が交差した結果、私の中では常に思考が洪水を起こし始めます。

誰かと膝を突き合わせて深く語り合う相手も身近におらず、私の中にある少し面倒くさくて複雑な思考や内省は、現地のケニア人たちに簡単に共有できるような性質のものでもありません。

だからこそ、私にとってこのブログやエッセイを書くという作業は、頭の中に溢れかえってしまった思考の洪水を外へと逃がすための「定期的な排水作業」そのものなのです。

自分の頭の中を整理し、感情の濁りをクリアに整えるための試み。 基本的にはどこまでも「自己満足」の領域で紡いでいる言葉たちですので、読んでくださる方々には、自分の興味のあるテーマだけでも、サクッとつまみ食いするように楽しんでもらえたらと思っています。

大学時代の毎日投稿と、足跡を残すことの確かな価値

振り返ってみると、私がこうして日々の思考を文章として残すようになったのは、今に始まったことではありません。

大学生時代にも、約2年間、毎日欠かさずに文章を書いてはインターネット上に投稿し続けていた時期がありました。(恥ずかしさもあって、当時の記事の半分以上は非公開にしてしまっていますが…)

今でもたまに、当時の自分が書いた文章を見返すことがあります。 今、読むと「幼いな、青くさいな」と少し恥ずかしくなるような内容も多々あります。ただ、その一方で「当時の自分はこんな鋭い視点を持っていたのか」と、過去の自分から学びを得る瞬間も少なくありません。

自分の歩んできた足跡を、その時々の生の言葉で形にして残しておくこと。

それは自分自身の成長を客観的に見つめ直す上でも、思考を研ぎ澄ます上でも、間違いなくとても有益で、面白いことなのだと実感しています。

現在、このブログの1日の表示回数は、日によって10回から30回程度です。 世の中の巨大なメディアから見れば、本当に小さな数字かもしれません。しかし、私が自分の思考を整理するために書いているこんな自己満足の文章を、世界のどこかで面白がって、貴重な時間を使って読んでくださる人が毎日これだけ存在している。その事実だけで、心からありがたい限りだと思います。

時折、記事に温かいコメントを残してくれる方々もいます。 画面の向こうから届くそのリアクションは、シンプルに、そしてとても純粋に嬉しいものです。

(コメントは本当に励みになるので、どんどん気軽にださい!)

何もやらない土曜日、頭の中の排水も綺麗に完了しました。

明日も無理に焦ることなく、自分だけの確かな基準を大切にしながら、時間を丁寧に重ねていきます。