営業の種まきが実を結んだ、嬉しい供給不足
今日はいちごの作業に集中する予定を立てていましたが、朝から急遽、嬉しい予定変更が入ることになりました。
キノコの注文が、立て続けに舞い込んできました。
昨日、行政事務所のすべての部屋を自分の足で回り、オフィサーの一人ひとりに熱意を込めてプロジェクトの価値を伝えた成果が、さっそく形になって現れました。さらに夕方にも追加の注文の電話がかかってきて、嬉しい悲鳴を上げています。
現在、供給が追いついていない状態です。足りない。売ることにこれほど苦労していた日々から一転、手元にあるプロダクトが足りなくなるという、新しい課題に直面しています。
自ら動いて市場に種を撒いたからこそ、こうして需要が向こうから押し寄せてくる。
営業活動における、生々しく、力強い手応えを肌で感じています。
農家の息子とのロゴコンペと、鳥に先を越された果実
収穫と納品を済ませたあとは、いちご農家さんのもとへ。
今日は、農家さんの息子さんと一緒に「ロゴコンペ」を開催しました。
事前に私の方で作成しておいた6個ほどのデザイン案を見せたところ、彼女はとても喜んで、気に入ってくれました。 「ここを少しこうしてほしい」という細かなフィードバックをもらったので、少しだけ修正を加えて、また明日持っていくつもりです。デザインを通じて、現地の当事者とクリエイティブな対話を重ねていくプロセスは、本当に楽しく、充実感があります。
畑の作業自体は、農家さんが最近体調を崩されていたこともあって、思ったほど進んではいませんでした。しかし、水やりや最低限の栽培管理はしっかりと継続してくれていました。体調が悪いなかでも、いちごを枯らさずに守ってくれた当事者意識に、深く救われます。
その丁寧な管理のおかげで、株にはいよいよ待望のフルーツができ始めていました。
しかし、悔しいことに、その赤く実りつつあった初果実は、鳥にきれいに食い荒らされていました。
近々、防鳥ネットを導入する予定を立ててはいましたが、ここでいちごを本格的にやるとなったら、鳥対策は絶対に避けては通れない、必須のインフラなのだと身を以て痛感しました。初収穫の悔しさは残りますが、これもまた、鳥に教えてもらった大切な現場のデータです。

ペース配分と、ピッチの外の緩やかな熱狂
夕方近くになると、これまでの連日の営業や肉体労働の疲労が一気に押し寄せ、吸い込まれるように泥のように深く眠っていました。
「できるまでやる」という強いマインドセットで動くことは大切ですが、体が資本である途上国生活において、健康を損なってしまっては元も子もありません。これからの本格的な収穫期に向けて、しっかりと自分のペース配分を意識しながら、無理のない範囲で稼働をコントロールしていこうと思います。
夜は、楽しみにしているワールドカップ観戦。 今日の試合は、なんとなくフランス代表にいつもの覇気や勢いが感じられず、少し不思議な感覚のままゲームを眺めていました。強豪国であっても、過酷なスケジュールのなかでチームのコンディションを維持し続けるのは、容易なことではないのでしょう。
嬉しい供給不足の課題、楽しかったロゴのデザイン、そして鳥に奪われた果実の悔しさ。
明日もまた、少し修正したロゴ案を片手に、できることから一つずつ、丁寧にマトゥングの現場を耕していきます。

「野菜が足りなくなったらいつでも言って」と言ってくれました。優しいすぎる。