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断念。道のりが過酷過ぎる世界で2番目に大きい岩山

8.8

午前中は、山を登りました。

ビールの名前にもなっているSibebe。ここにあるSibebe Rockという世界で2番目に大きな岩を見るために山を登りました。

バス停から1時間強、急坂を歩いたところに「Sibebe Resort」というホテルがあったので、そこでSibebe Rockの場所を聞くと、「ここがハイキングコースの入り口で、片道45分だ」と言われました。体力的にキツかったので、Sibebe Rockまで行くことは断念しました。世界2位の岩を見られなかったことは悔しかったですが、大迫力の巨大な岩山がこのエリアにはたくさんあり、十分に満足しました。もし、Sibebe Rockを見たい方はSibebe Resortまで車で行くことをお勧めします。

昼過ぎに首都ババーネの街に戻りました。

ババーネのシンボル的存在のスワジプラザには多くのテナントが入り、ショッピングを楽しむには良い場所でした。しかし、首都にしては小さな街でした。Manziniの方がお店や人が多く楽しい街でした。

ところで、「アフリカ最後の絶対王政」と言われる立憲君主国家のこの国には水衛生や保健・栄養、子どもに対する暴力の問題が多くあると言われています。田舎の村では水にアクセスすることさえ難しい人がいるという話も聞き、大都市でさえ豊かではない人が多く目にしました。しかしムスワティ3世を筆頭に一部の富裕層は豪勢な生活を送っているそうです。

そんな歪な社会でありながら治安が悪くないのは、スワジ人が持つ他人を許容する寛大な心ゆえではないかと思います。出会う人全てが親切にしてくれる、本当に良い国です。

そんなエスワティニ王国が、今後どのように変化し発展していくのか、とても興味深いです。

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