8.6
今日は昨日までの反省を生かし、朝イチで宿を探しました。日本人の中で最も有名なバックパッカー宿「Legends Backpackers」に行くためにLobambaという街に向かいました。
この街は、エスワティニ王国の王母が住むロジナ宮殿があり、司法首都の役割もはたしています。また、行政・立法首都であるババーネと最大都市マンジニの中間地点にある立地の良さも特徴的で、エスワティニ滞在するにはとても良い場所です。
Legends Backpackersにはキャンプサイトがあり一泊130ランド(約1040円)でした。また3泊ごとに1泊無料で泊まらせてもらえるので、ここを拠点に4泊エスワティニをまわることにしました。キッチンやシャワー、公共スペースなどの設備はとても綺麗に整えられており、コスパが良い宿でした。
ここ最近、移動や宿探しが難航することが多く疲労が溜まっていたので少し休憩をしてから、行動することにしました。旅では「移動手段」「食事場所」「宿泊場所」を探すことに多くの時間と体力が割かれます。その中に出会い・楽しさがある一方で、うまくいかない時は精神的にも体力的にも、とても擦り減ります。旅慣れしたことで忘れかけていた旅の難しさこの終盤で思い出すことができラストスパートに初心を持って向かっていくことができそうなので、結果的に上手くいかなかったここ3日間があってとても良かったと思います。
考え事ができるくらいに体力が回復したので、10頃にCulutural Villageに歩いて向かいました。この場所は、スワジ人の伝統文化を体験できるエスワティニ王国で最もポピュラーな観光スポットです。特に1日2回講演されるダンスショーは必見です。キレのある伝統ダンスと伸びのある歌声は観客を圧倒させ、終演後大きな大きな拍手と共に、ほとんどの人がチップを置き帰路につきました。
また、ガイドの方が説明しながら案内してくれる伝統的な住居と暮らしもまた見所の一つでした。
そして午後は、Lobambaにあるハンドクラフトセンターを訪れました。この日は日曜日だったので開いているお店は半分ほどでしたが、全部で約50店あり多様なお土産がありました。価格も交渉次第では安く買うことができる場所でしたが、私は気に入るものがなかったので何も買いませんでした。
今日は観光らしいことをたくさんした1日で、いつもとは違う楽しさがありました。エアスワティには見所が多くあり、人もとても優しい魅力的な国です。これがほぼ独裁国家であるということは本当に興味深いです。残り3日間、色々な側面からこの国を見てみようと思います。