3.25
ムビタから夜行バスで朝方ナイロビに着きました。雨季らしい雨が降り続き、とても寒い朝でした。ナイロビからマサイマラまでは、再び西に戻るように移動します。とても無駄だなと感じつつも、ケニアだからしょうがない、と諦観を持って常に行動しています。
寒い中1時間ほど待たされ、少しイライラしてきたところで現れたのはトヨタのめちゃめちゃカッコいい四輪駆動車でした。2泊3日のツアーはこの車と運転手にお世話になるそうです。ストレスは全て消え去り一気に楽しみが増しました。
マサイマラまでは約4時間程の長い道のりで、途中カフェにも寄りましたが観光地価格すぎて何も買えず、結局一昨日の夜からまともなご飯を食べないまま空腹は限界を超えていました。
しかしマサイマラが近づいてくると、そんなこと気にしていられないほど車が激しく揺れはじめました。四輪駆動のマニュアル車である理由がよくわかりました。感じたことのない揺れ方をしながら、車が必死に前に進み続けること1時間、ようやく2日間泊まるロッジに到着しました。
そこには温かい昼ごはんが待っていました。
この時、食べた昼ごはんは一生忘れないと思えるほど美味しかったです。空腹は1番のスパイスとよく言われますが、まさにその通りだと思います。ビュッフェ形式だったのですが5人でほぼ全て食べ尽くしてしまいました笑。
泊まるロッジは温水シャワー、水洗トイレがついている最高の施設でした。ムファンガノ島での生活を送っていたから、尚更、私たちは整った設備と美味しいご飯に心から感動し興奮しました。
そして、一息ついた後、マサイマラナショナルパークに向かいました。ロッジからは車で5分もかからない場所にあり、すぐにサファリに入ると、そこに広がる大自然はまさにソアリンのようでした。
草の香りや走る草食動物、そしてライオンやゾウの群の迫力は私の知っている言葉では形容できないほど感動的でした。人生に一度はアフリカのナショナルパークにゲームサファリに行くべきです。
私たちが生きている地球の美しさを五感全てを通して感じることができます。
兎にも角にも、昨日までの生活から一変して最高過ぎる1日でした。明日も1日この生活ができると考えるワクワクが止まりません。