霧の坂道を抜けた先に
昨日の講義でノートが2冊必要と言われたので、今日も早朝ランニングがてら、麓のコンビニへ向かいました。走って往復約40分。コンビニにたどり着くことにさえ喜びを覚えるこの環境は、まさに「陸の孤島」です。
でも、当たり前ではないからこそ、コンビニやWi-Fiの存在に心から感謝できる。これは、「足るを知る」というか、すごく幸せなことなのかもしれません。日常の小さな喜びに、改めて気付かされているような気がします。
行きは、先も見えないほどの深い霧に覆われていた道。まるで、今の自分の語学力への不安を映しているかのようでした。
しかし、帰り道。その霧が晴れた空には、くっきりと大きな虹が架かっていたのです。この坂道を登り切れば、きっとこんな景色が待っている。そんな風に背中を押されたような、感動的な光景でした。

英語の海に、再び深く潜る
本日も、一日中語学の授業です。 研修棟の1階は、公用語が英語。おそらく、日本語よりも英語を使っている時間の方が長いでしょう。授業も、少し気を抜くとBGMのように言葉が通り過ぎていくので、常に集中していなければなりません。正直、ものすごく疲れます。でも、それ以上に、楽しいです。
授業は会話やディスカッションが中心ですが、初日のディスカッションのテーマは「What is your happiness?」。日本語でさえ難しい問いに、頭から湯気が出そうでした。 ただ、先生が話してくれた「今日を生きる」「他人に依存せず、自分の中に幸せを見つける」といったアドバイスは、昨日の坐禅の講座で住職の方が話していたことにも通じる部分があり、非常に興味深かったです。
「わからない」を、そのままにしない勇気
また、今日は挨拶の練習から始まりました。アフリカでは、誰にでも挨拶をするのが当たり前。むしろ挨拶をしない人は、少し奇異な目で見られるほどの文化だそうです。コミュニケーションの第一歩として、体に染み込ませたいと思います。
授業は全て英語なので、当然わからない単語やフレーズも出てきます。でも、それをそのままにしない。わからないことを、わからないと正直に言える勇気。これが、上達するためには何よりも重要なのだと痛感しました。
夜も自学で、宿題や予習復習に追われる英語漬けの一日。
この短い研修期間、後悔のないようにやり切りたいと思います。

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