4時間で知る、「土」の世界
今日は土曜日。語学授業はお休みですが、午前中は4時間みっちりと「コンポスト」に関する選択講座に参加しました。正直、長いな…と覚悟して臨みましたが、終わってみればあっという間。非常に実り多い時間でした。
大原則は「ゴミを出さない」こと。それでも出てしまう生ゴミを、どうやって「土」に還すか。その理論は、実に科学的でした。微生物、酸素、水分含有量という3つのキーポイント。好気性分解が嫌気性分解の20倍ものエネルギー(熱)を生み出すこと。その熱が、他の菌を死滅させる役割も担うこと。
しかし、理論通りにいかないのが現場です。うまくいかないと人はすぐにやめてしまうからこそ、「トラブルシューティング」と「フォローアップ」、すなわち「人材育成」が何よりも重要になる。この視点は、国際協力の現場そのものだと感じました。
さらに、ネパールでの宗教的な背景や、堆肥を「売る」ことのマーケティング的な難しさ。「知っている」ことと「教える」ことは全く別物であり、自分が主役になってはいけない。土の世界から、活動の本質を教えられたような気がします。

山奥のカフェと、SNSの魔法
頭をフル回転させた昼過ぎからは、英語クラスのメンバーと山奥にある「風花」というカフェへ。 こんな山奥なのに、いや、こんな山奥だからこそなのか。ひっきりなしにお客さんが訪れ、中には外国人の姿も。
SNSさえあれば、どんな場所でも人を集められる。午前中に学んだ、土に根差したアナログな技術とは対照的な、現代の魔法を目の当たりにした気分でした。

カオスな夜と、仲間への感謝
夜は、生活班のメンバーと「ミンズヤード」という訓練生御用達のお店へ。 気づけば4つの班が集結し、店内はもはやカオス状態。でも、とても楽しかった。昼間はあんなに真面目に勉強している仲間たちが、こうして全力ではしゃいでいる。本当に素敵な人たちに恵まれたと、心から思います。
お店の方の温かいホスピタリティにも、胸が熱くなりました。
これも全て、この地で信頼を築いてこられた先輩隊員(OV)の方々のおかげです。

2年後、このカオスな仲間たちと、またこうして笑い合えたら。
そんなことを思いながら、酔い覚めやらぬ頭で、全体日直の最後の任務をやり遂げました。
土の理論、SNSの魔法、そして仲間との絆。 異なるレイヤーの学びが、不思議と「人との繋がり」という一つのテーマに収束していくような、そんな濃密な一日でした。



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