【派遣前訓練62日目】「遊び」の科学と、ケニアで「舐められない」ための体づくり。

りんご 二本松訓練所
二本松訓練所青年海外協力隊

「遊び」が育む、生きる力の土台

今日は日曜日。
いよいよ来週に迫った修了テストを前に、訓練所全体が静かな緊張感に包まれています。

そんな中、朝から作業療法士の同期が開催してくれた「感覚統合」に関する自主講座に参加しました。 前庭感覚(体の傾きやスピードを感じる力)や固有感覚(手足の位置や力の入れ具合を感じる力)。これらの「基礎感覚」が、教育の上でいかに重要であるかを学ぶ、衝撃的な時間でした。

そして、これらの感覚を”正常”に育むために必要なこと。
それは、多様な動きを伴う「遊び」だといいます。

逆に、スマホばかり見ていると、奥行きを理解する力が育たなかったり、視覚障害に繋がったりする危険性もある。子どもたちにとって「外で思いきり遊ぶ」ことは、私たちが思う以上に合理的で、不可欠な活動だそうです。

知らなかった、という「二次障がい」

さらに、この固有感覚がうまく育っていないと、力の加減ができず、物を壊してしまったりする。その結果、周りから「乱暴な子」と怒られ、自己肯定感を失っていく。それが「二次障がい」にも繋がるという話は、本当に胸に刺さりました。

「知る」ことの重要性。 もしこの知識がなければ、私も「なんでできないんだ」と、その子を責めていたかもしれません。任地で子どもたちと関わる上で、決して忘れてはならない視点をいただきました。

日中の訓練所は深い霧に覆われていました。

知識と、筋肉と。

頭をフル回転させた後は、身体を動かす番です。 パーソナルトレーナーの同期と一緒に、みっちりと筋トレで汗を流しました。少しずつですが、自分の体が変わっていくのを実感できています。

噂によると、ケニアでは体が細いと、舐められることもあるそうです。信頼関係を築く上で、見た目の頑健さも一つの要素になるのかもしれません。ケニアに行くまでに、少しでも体を大きくする。これも、私にとっては大事な「現地適応」の準備の一つです。

最後のラストスパート

午後は、ひたすら英語の勉強。
来週はいよいよ、この訓練の集大成であるテストウィークです。

最後の最後まで、気を引き締めて頑張ります。

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