もう一度、青春と呼べる日が来るなんて。
派遣前訓練も、残すところあと1ヶ月。
73日間の訓練も、いよいよ折り返し地点です。
まさかこの歳になって、もう一度「青春」と呼べるような日が来るとは、思ってもみませんでした。
体育教師の同期たちが中心となって企画してくれた、生活班対抗の運動会。出会ってまだ1ヶ月半しか経っていないのに、まるで昔からの仲間のように、オレンジ色の鉢巻を締め、声を枯らして笑い合った3時間弱。
残り1ヶ月を共に走り抜けるための、かけがえのない思い出がまた一つ、心に刻まれました。

考えさせられた、競技のデザイン
三目並べや4面ドッジビーなど、競技は様々。
しかし、何よりも感動したのは、その巧みなルールデザインでした。
怪我に配慮されているのはもちろんのこと、単なる身体能力の差だけでは勝敗が決まらないように、絶妙な制約が設けられているのです。
私たちはチーム内で自然と解決策を「考え」、戦略を練り、協力せざるを得なくなる。
これはまさに、先日学んだチームビルディングの実践。運動を通して、楽しみながらチームを作り上げていく。その見事な設計に、感動しました。
本当に勉強になりました。

土の匂いと、プロの技
そして、運動会で火照った体のまま、午後は「畝(うね)の作り方」に関する自主講座へ。
農業隊員の同期たちが、事前に荒れ地を耕し、畝作りの準備までしてくれていました。
機械を使わず、人の手で畝を作る方法。 ケニアで小規模農家の方々と共に汗を流すであろう私にとって、これは「自分のための講座だ」と思えるほど、実践的で貴重な学びでした。プロの知識と経験を、惜しみなく共有してくれる仲間がいる。本当に、ありがたいです。

青春の熱と、土の匂いと。
勝ち負けなんてどうでも良くなるくらい、心の底から楽しかった運動会。
土の匂いを感じながら学んだ、未来に繋がる農業の技術。
二つの異なる体験が、身体という同じ器の上で、不思議と一つの線で繋がっていく。
汗を流した運動会の熱と、手を汚した畑の土の匂い。その両方を身体に刻み込んだ素敵な1日でした。


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