体験の中に、答えはあった
今日は一日を通して、非常に濃密な学びのある一日でした。
午前中は、「アクティビティを活用したチームビルディング」の選択講座へ。 手を組む向き、人が回る方向といった些細なノンバーバルサインから、人の心理や習性が見えてくる。そして、アクティビティのルールにどんな制約をつけるかで、そこに生まれる意味合いが変わっていく。想像力次第で、どんなものからでも学びを生み出せる、その奥深さに触れました。
午後は、バレーボール隊員の同期による自主講座に参加。 バレーの技術もさることながら、初心者が「できた!」と感じられるための講座設計や教え方が、本当に勉強になりました。ただ練習するのではなく、目標設定から振り返りまでを全員で共有する。
チームビルディングも、バレーボールも、その本質は「体験」の中にありました。

文化とは、熱気のことだった
そして夕方からは、生活班のメンバーと二本松市内へ。「二本松提灯祭り」に行ってきました。 正直、地元の小さなお祭りだろうと高を括っていましたが、まずその屋台と人の多さに圧倒されました。
そして点火式が始まると、その熱狂の理由がわかりました。伝統的な儀式の荘厳さと、若者たちの爆発的なエネルギーが一体となった、迫力のある「THE・祭り」。
最近、英語の授業で日本の文化を調べる機会が多いですが、ネットで読む知識とは全くの別物でした。人の熱、活気、その渦の中に身を置くことこそが、文化の本質なのかもしれない。そう感じながら、少しだけ「わっしょい!」の輪に混ざってみると、心が熱くなるのを感じました。

家族と見る、祭りの灯り
このお祭りに、生活班のメンバーと来られたことが、何より嬉しかったです。 出会ってまだ4週間とは思えないほどの、この安定感。本当に楽しく、温かい時間でした。
午前中に学んだチームビルディングの理論、午後に感じた「できた!」の喜び、そして夜に肌で感じた文化の熱気。机の上だけでは決して得られない、リアルな体験の中にこそ、学びの本質はある。そんなことを強く感じさせられた、一日でした。

コメント