秋風と、日本の四季の美しさ
金曜日の朝は、スピーチの練習を兼ねた散歩から始まります。 冬の訪れを感じさせる、少し肌を刺すような冷たい空気が、心地よく感じます。
お昼ご飯には、秋刀魚に栗ご飯と、秋の味覚が詰まった素敵な食事が並びました。改めて、日本の四季の移り変わりの美しさを実感します。スマホが自由に使えない環境だからこそ、日々の生活が丁寧になり、こうした小さな変化に気づき、幸せを感じられるようになったのかもしれません。

「日本の文化」を語る、金曜のスピーチ
語学授業では、週に一度のスピーチがありました。今週のテーマは「日本の文化」についてです。
静岡出身の同期が日本茶の奥深い世界を語り、看護師の同期は「還暦」という文化を説明する。そして最年少の同期は、私たちが当たり前のように行っている「家で靴を脱ぐ」という習慣の歴史的背景を教えてくれる。
日本人がなぜ浴槽に浸かるのか。当たり前すぎて考えたこともなかった習慣の一つ一つに、深い歴史と意味がある。スピーチを通して、改めて日本の面白さに気づかされます。そして何より、毎週この時間になるたびに、仲間たちのバックグラウンドや興味の対象を知れることが、本当に面白いです。
公人としての、覚悟
語学授業の後は、海外での安全対策について。 「ビビるくらいが、ちょうどいい」。とにかく用心すること。今回は旅人ではなく、責任を伴う「公人」として現地へ赴くのだということを、改めて心に刻みました。
保育士の同期に学んだ、プロの技
そして夜。 食前と食後に2つの自主講座に参加しましたが、特に保育士3人による食後の講座は、本当に素晴らしいものでした。
いかにして子どもを褒めるのか。どうやって注目を集めるのか。そして、好ましくない行動を取る子に、どう接すれば良いのか。グローカル時代にサッカーを教えていた時の苦労が思い出され、一つ一つの技術が「あの時これを知っていれば!」と思うものばかりでした。
任地でも必ず活かせるであろう実践的な学びと同時に、私たち参加者も歌ったり、人形劇を見たり、ワークをしたりと、童心に帰って楽しめる、本当に充実した時間でした。
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