【派遣前訓練24日目】プロの技に触れた夜。カウンセリングの奥深さと、金曜日の決意。

二本松訓練所
二本松訓練所青年海外協力隊

気を抜かない、という誓い

今日もいつも通りの語学授業の後には、昨日に引き続き「感染症」に関する講座がありました。
聞けば聞くほど、そのリスクの多様さに身が引き締まります。特に狂犬病の話は、想像するだけで恐ろしい。

「自分だけは大丈夫」などと軽率に考えず、この2年間、決して気を抜かないと改めて心に誓いました。

プロの技に触れた、カウンセリングの夜

夕食後には、カウンセラーの資格を持つ同期による「カウンセリング」の自主講座がありました。これが、まさにプロの技に触れる、衝撃的な時間でした。

「バイスティックの7原則」といった学問的な話から実践的な事例まで、全てが興味深い。

カウンセリングとは、アドバイスではなく、相手の話に耳を傾け、自立を促すこと。しかし、相手に依存されないように、プロとしての線を引くことの難しさ。私自身、「話を聞く」ことがあまり得意ではないからこそ、その技術の奥深さに感銘を受けました。

特に、「個別化の原則」、つまり一人一人の話を一般化せずに向き合うという視点は、これからの活動。だけでなく、日常生活のなかでも、常に心に留めておきたいです。

そして何より、人を惹きつけるその話し方が、最高の学びでした。

屋上の風と、明日のスピーチ

講座の後は、屋上で一人、スピーチの練習を。
ひんやりとした夜風が、興奮した頭をクールダウンさせてくれます。

明日は、一週間の集大成であるテストとスピーチの日。今週、学んだことをしっかりと表現できるように頑張ります。

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