【派遣前訓練23日目】「行けば何とかなる」は、ない。ケニアのリアルと、今の覚悟。

二本松訓練所
It's raining cats and dogs.
二本松訓練所青年海外協力隊

溢れるタスクと、時間との戦い

語学の課題や講座の準備で、一日の時間がどんどん溶けていく。
最近は、日課だった運動の時間さえ確保するのが難しくなってきました。少し疲れも溜まってきたようです。上手に息継ぎをしながら、この忙しさを乗りこなす方法を、模索していきます。

今日の語学授業では、「もの」や「人」といった名詞を、自分の言葉で説明する練習をしました。目の前にあるものを、その特徴を捉えて的確に表現する。このプロセスは、まだ語彙が足りない私にとって、実際にも使える技術だと感じます。ぜひ、日常生活の中でも習慣的に「説明する」練習を行なっていこうと思います。

自分を守るための、知識という盾

語学授業の後は、2時間にわたる「感染症」に関する講座でした。 特に、私の任地のヴィクトリア湖周辺で感染リスクが高いマラリアが高いようです。その予防と対策はしっかりと復習します。

ただ、蚊はもちろん、水や食べ物、動物など、感染症のリスクはあらゆる場所に潜んでいおり、完全に防ぐことは非常に難しいです。だからこそ、毎日体温を測るなど、常に自分の体調を把握し、小さな変化に気づき、知識をもとに早期に対応する。この自分自身を守るための行動を習慣化しようと思います。

ケニアから届いた、厳しいけれど温かい言葉

食後には、ケニアの在外事務所の方とのオンラインミーティングがありました。 現地での心構えや注意点など、貴重なお話を伺う中で、特に胸に突き刺さった言葉があります。

「現地の方は、私たちのことを待ってはいない。行けば何とかなる、なんてことは絶対にない。自分たちで道を切り拓く必要がある。」

厳しいけれど、これ以上ないほど誠実な、ケニアの「リアル」でした。「行けば何とかなる」という淡い期待を打ち砕かれたことで、逆に、今すべきことへの覚悟が決まった気がします。

最近、忙しさが増すばかりですが、今日の言葉を胸に刻み、一日一日の学びを無駄にしないよにします。そのために、予習と復習を徹底し、日々の学びを自分の体に染みつかせていきます。

昼の味噌ラーメン。

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