【派遣前訓練20日目】自主講座「図工」。大切なのは材料でした。

二本松訓練所
二本松訓練所青年海外協力隊

ゆっくり眠った、日曜の朝

今日は日曜日、完全オフの日です。
訓練所に来てから初めて、朝6時過ぎまでゆっくりと眠っていました。そのおかげか、一日を通して心なしか体の調子が良かった気がします。時には、こうして休息を優先することも大切なのかもしれません。

材料から生まれる、不完全なアート

午前中は、小学校教員の同期が開催してくれた「図工」の自主講座へ。
「大切なのは『材料』である」。この言葉が、とても素敵だと感じました。確かに、目の前にある材料がインスピレーションをくれる。完成形が約束された3Dプリンターとは違う、少し不細工で、でもだからこそ愛おしい作品が次々と生まれていきました。

便利なものが揃わない海外では、こうした制約の中にこそ、新しい創造が生まれるのかもしれません。私も、自分自身が「材料」なのだと解釈しながら、童心に帰って無邪気に作る時間を楽しみました。

また、子どもとの向き合い方についての話も興味深かったです。「考えていること」と「それを形にする力」を別々に評価し、先生はあくまでその補助線を引くだけ。教育の奥深さに触れた時間でした。

楽しさと、悔しさと。

午後は、自分の部屋で英語の勉強に集中しました。 少しずつ、スラスラと英文が読めるようになってきたり、書ける表現の幅が広がってきたり。言語を学ぶ楽しさを、ようやく実感できるようになってきました。

一方で、金曜日のスピーチ動画を見返して、愕然としました。客観的に見ると、こんなにも自信なさげに話しているのかと。多少の間違いはあっても、堂々と話すこと。任地で信頼を得るためにも、これは何より大切なスキルなはずです。

来週のスピーチでは、内容のブラッシュアップはもちろんですが、何よりも「自信を持って話す」ことを一番の目標にしようと思います。

この、楽しさと悔しさを忘れず、残り8週間も頑張ります。

二本松訓練所の昼ごはん
大盛りをお願いするだけで山盛りをいただけるようになりました。

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