「繋ぐ」を学んだ、土曜の朝
今日は土曜日でしたが、朝4時半には目が覚めてしまい、勉強と筋トレから一日を始めました。
朝早くから活動すると、一日が長くなって得した気分になります。
午前中は、「コミュニティ開発」に関する講義でした。
この職種は、他の専門職種と比べて分かりやすい専門性が見えづらいですが、今日の講義を通して、自分たちに何ができるのか、その輪郭が少し見えた気がします。
また、派遣までにやっておくべきこと、調査しておくべきことが明確になりとても有意義な時間でした。
そして、コミュニティ開発の役割を突き詰めると、「繋ぐ」というキーワードに行き着くのだと知りました。
まずは、今ここにいる同期隊員たちと繋がり、互いに頼れる関係を築いていこうと、決意を新たにした時間でした。
未来へ繋がる、ケニアの仲間たち
午後は、これから任地で苦楽を共にすることになる、ケニア隊員の仲間たちと散歩へ。
ちゃんと話すのはこれが初めてでしたが、一人一人が絶妙に個性的で、「さすがケニアを選ぶだけあるな」と、なんだか納得してしまいました。それでいて、皆が確かな専門性と熱い志を持っている。これから長い付き合いになる仲間たちの、頼もしさを感じた時間でした。

家族のような、温かい夜
そして夜は、生活班のメンバーとの飲み会へ。
お店は、協力隊員の貸切。写真のサービスやバスの送迎の他、様々なおまけまでいただき、その温かいホスピタリティに胸が熱くなりました。これも、先輩隊員たちがこの地で築いてこられた信頼と歴史のおかげなのだと、ひしひしと感じます。
ありがたいと感じると同時に、私たちに活動への責任の重さを実感しました。
飲んで、喋って、歌って。昼間はあんなに真面目に勉強している仲間たちが、オフでは全力ではしゃぐ。そのギャップが本当に素敵で、心から尊敬します。 そして何より、この生活班の居心地の良さ。まるで家族のような、いつでも帰ってこられる場所。たった3週間弱でこんな関係性を築けたのは、一人一人の人の良さ以外に理由が見つかりません。
一日を通して、様々な「繋がり」について考えさせられた、とても充実した日でした。
明日は、今日できなかった分、しっかり語学の勉強に集中しようと思います。


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