【派遣前訓練17日目】「愛」を語る哲学授業と、イノベーションのるつぼの訓練所。

二本松訓練所
二本松訓練所青年海外協力隊

変わる朝のルーティンと、増えるタスク

少しずつ、語学の勉強の余裕がなくなってきました。 ワークショップやスピーチの準備、ジャーナル、日々の予習復習に宿題。やるべきことは雪だるま式に増えていきます。今朝はランニングの時間を削り、ストレッチだけで体を起こしました。

それでも、一つ一つが自分のためになることです。
焦らず、丁寧に、目の前の課題に向き合っていこうと思います。

木曜の朝の集いでは、ラジオ体操の代わりに協力隊の「隊歌」を練習します。音楽の先生(隊員)の指揮のもと、全員で歌う。その光景は、どこまでも童心に帰ったような気持ちにさせてくれます。

これは、英語の授業ですか?哲学の授業ですか?

さて、今日の語学の授業、特に午前中は、まるで哲学のようでした。 テーマは「愛とは何か」。

「愛は生き物のようなものだ」。 先生が熱弁するその持論に、クラス全員が引き込まれていきます。これは英語の授業なのか、それとも哲学の授業なのか。そんな境界線が曖昧になるほど、知的好奇心をくすぐられる、面白い時間でした。

イノベーションの宝庫で、生まれるもの

課業後には、自主講座に参加しました。前半は、 障がい者支援の現場にいる方による「『障害』とは何か、どう向き合うべきか」後半は、看護師の方による「体調の変化を察知する方法」についての講座でした。

今まで全く出会うことのなかった職種の方々の話は、新しい視点と気づきに満ちています。 普通に生活していたら決して交わることのなかった人々が、この訓練所で出会い、混ざり合い、新たなものが生まれていく。アメリカで多様な文化が混ざり合って新しい文化が生まれたように、ここは「イノベーションの宝庫」なのかもしれない。

そんなことを考えていたら、何か面白いワークショップを企画したくなってきました。
英語の勉強に疲れたら、頭の休憩がてら、色々とアイデアを練ってみようと思います。

木曜日にもなると、さすがに一週間の疲労が溜まってきます。 それでも、明日のテストとスピーチに向けて後もう一踏ん張り。頑張ります。

カニカマの天ぷら。

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