休日こそ、学びを深める
「休日の少なくとも片方は、勉強に充てること」。
最初のオリエンテーションで言われた、この言葉。
研修棟を覗けば、今日も多くの同期が机に向かっています。その姿に背中を押されるように、私も勉強に励みました。
言葉の壁と、新しい世界の扉
私は、このブログを書いていることからもわかるように、文章を読み書きするのがとても好きです。根っからの文系人間なのだと思います。
今日、英語で文章を書きながら、ふと、こんなことを考えていました。
言いたいニュアンスが、どうしても英語の言い回しでは出てこないもどかしさ。しかし同時に、日本語を英語に訳すことで、かえって表現が豊かになる瞬間の興奮。
言語学者ソシュールは「言語とは境界線である」と言いました。その言語を話す人々が、世界をどのように切り取り、どこに境界線を引いているのか。言語を学ぶことは、その文化の世界の見方そのものを学ぶことなのだと、改めて感じます。
もし、自分が今持っている感覚を、日本語とは全く違う構造の言語でも表現できるようになったら、見える世界は倍くらい広がるのではないか。そんな自分だけの楽しみを見つけながら、これからも勉強を続けていこうと思います。
言葉を超えた、コミュニケーション
夕方からは、1時間くらい生活班のメンバーとカードゲームをして過ごしました。大学生の飲みゲーのようなものもありましたが、おかげでメンバーの知らなかった一面を見ることができ、とても楽しかったです。
ひとえにコミュニケーションと言っても、会話だけではない。
こうして色々なものを媒介としながら、一緒に笑い合う時間もまた、大切な繋がりを育んでくれるのだと感じました。
さて、明日からまた一週間、授業が始まります。 非英語圏の言語を学ぶ同期に比べて、私たち英語組は日々の成長を実感しづらい難しさもあります。それでも、焦らず、自分なりの楽しみを見つけながら、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
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