【派遣前訓練11日目】試される、伝える力。初めての英語スピーチと、童心に帰る夜。

二本松訓練所
二本松訓練所青年海外協力隊

脳の違う筋肉を使う、朝の練習

語学研修が始まって1週間。
その締めくくりとなる金曜日は、初めての英語スピーチが待ち受けていました。

朝は、5時から訓練所の周りをジョギングしながらスピーチの練習。体を動かしながら言葉を口に出していると、机に向かっている時とは違う脳の筋肉が刺激されるような、不思議な感覚がありました。

午前中の授業では、ガーナ出身の先生が語る持論が、いつも通りとても面白い。
文化的な背景が違うからこそ出てくる意見に、深く考えさせられることばかりです。

伝えることの難しさと、仲間を知る喜び

そして午後、いよいよ約10分の自己紹介スピーチ本番です。 同じクラスのメンバーのスピーチは、彼女たちのバックグラウンドや特技が垣間見え、非常に興味深いものでした。英語を学びながら、仲間のことを深く知れる。まさに一石二鳥の、貴重な時間でした。

毎週金曜日には、こうしてスピーチと小テストが行われます。大変ではありますが、この強制的なアウトプットの機会は、必ず自分の力になるはずです。自分のスピーチを動画で見返すと、特に前置詞や冠詞の弱さが浮き彫りになります。とっさの会話では抜け落ちてしまいがちですが、間違った英語で妥協することは、一人のボランティアとして決して許されない。何度も繰り返して、体に染み込ませたいと思います。

脳が沸騰した後の、最高のリフレッシュ

夕方からは、語学に関する講座や協力隊局長からの講話があり、とても濃密な内容ですが正直、脳みそは飽和状態。いっぱいいっぱいでした。

しかし、その夜は素敵な時間が待っていました。

幼児教育を専門とする同期3人が、体育館でレクリエーションを企画してくれたのです。
参加者を巻き込む盛り上げ方から、場をまとめる力まで、全てがプロフェッショナル。その一芸に感心すると同時に、久しぶりに童心に帰って、心からリフレッシュすることができました。

私も来週、自主講座を企画しています。彼女たちのように、参加してくれた人が「来てよかった」と思えるような時間にしたい。週末は語学の勉強と合わせて、その準備も進めようと思います。

今日のお昼ご飯はアフリカ料理。ご飯はマダガスカルの「海老とパイナップルごはん」。
付け合わせにガーナの「ほうれん草のツナソース煮」とモザンビークの「アボガドスープ」でした。全部美味しかった!

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