身体で示す、感謝というアウトプット
今日は、2ヶ月半お世話になった宮川洋蘭さんでの、最後の農作業の日でした。
朝はハウスの上に登って来季のいちごに向けた遮光ネットをかけ、午前中は苗の定植に向けた肥料を撒く作業。ポット栽培のため一つ一つ手作業で行う必要がありますが、これには初期コストを抑えられたり、ポット自体を販売できたりというメリットもあります。何を選択し、何を捨てるのか。日々の作業の裏側にある経営判断の難しさを、改めて考えさせられました。
午後からは、家の片付けと、同居人であるマルチワーカーの方の引越しのお手伝いを。料理が上手で、いつも細やかな気遣いをしてくれた彼には、この2ヶ月半、本当にお世話になりました。彼がいなかったら、私たちの共同生活はどうなっていたことか…少し想像すると怖いくらいです(笑)。引越し先の草刈りを手伝いながら、感謝を込めて良い汗をかく。この身体的なアウトプットが、今できる自分なりの恩返しの形なのかもしれません。

伝えることで、自分を知る
夜は、最後のサッカー指導へ。1ヶ月、週に2回という短い時間でしたが、初めて子供たちと関わり、初めて教える側に立つという経験は、本当に大きな学びになりました。相手が子供であっても、一人一人に個性と感情がある。その特性・個性を理解し、向き合っていくことの大切さを痛感しました。本当に難しかった、、、
そして何より、教えることを通して、自分はやっぱりサッカーが心の底から好きなんだと、再確認できたことが嬉しいです。ケニアにはスパイクを持っていき、サッカーを通してコミュニケーションをとりたいです。

知の循環。教えることは、学ぶこと
この日は、アウトプットについて考える機会が多くありました。
日中、同期隊員の最終報告を傍聴したのですが、その思考の整理、そして人の良さが滲み出る発表は、嫉妬してしまうほど素晴らしかったです。彼のような優秀で個性豊かな存在と出会えたことも、この研修の大きな財産です。福島・二本松で再会できるのが、今から楽しみでなりません。
そして夜には、私自身が主催する最後の勉強会を開きました。公式LINEやCRMの活用について、これまで全7回にわたって開催してきた自主勉強会の最終回です。カリキュラムから内容まで全て自分で考え、アウトプットするという経験は、本当に良いものでした。
何より、一番勉強になったのは教える立場だった自分自身だったと感じています。
振り返れば、この研修は本当にアウトプットの機会に恵まれていました。
伝わるようアウトプットすることが最も自分自身学びになることを痛感した1日でした。
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