雷鳴で、目が覚めた朝。 宇城市には、大雨特別警報が発令されていました。昨晩から1時間に100ミリ近い、まさにバケツをひっくり返したような雨が降り続いたそうです。
ほんの1週間前まで、雨が降らずに畑の葉が萎れている、と話していたのが嘘のよう。今日、窓の外に広がっていたのは、川と化した道と、沼のようになった畑でした。収穫を間近に控えていたはずの稲穂は、なすすべもなく倒れ、水に浸かっている。

故郷の埼玉がいかに災害の少ない土地であったか。そして、自然が一度牙を剥けば、人間の営みがいかに脆いものであるか。その猛威を、これほど間近に感じたのは、人生で初めての経験でした。
停電と、アフリカの記憶
もちろん、外出できるはずもなく、今日は一日PC作業に専念することに。普段なかなか時間を取れない、鳥獣害対策の事例分析などを、こういう日にこそ進めます。
しかし、朝には停電。 戸馳島は、停電が本当に多いと聞きます。電気が当たり前ではない環境。その感覚は、まるでアフリカに帰ってきたかのようでした。
2ヶ月前の夜と、同じ台湾料理店
夜、雨が少し落ち着いたタイミングで、夕食のために台湾料理屋「福源」へ。 このお店を前回訪れたのは、戸馳島に来た、グローカルプログラムの初日でした。
同じ店で、同じものを食べる。それなのに、見える景色や感じることは全く違う。あれからもう2ヶ月近くが経とうとしているという事実に、時の流れの速さを感じずにはいられませんでした。(もちろん、料理は変わらず絶品でした。)


台湾料理 福源 (三角/台湾料理)
★★★☆☆3.26 ■予算(夜):~¥999
忘れられない誕生日
大雨、特別警報、停電。 なかなか大変な一日でしたが、それでも、いや、だからこそ。
忘れられない、24歳の誕生日になりました。

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