祈りの場で見つけた、ケニアの精神
クリスチャンが多い国、ケニア。
本日、日曜日の午前中は、「All Saints’ Cathedral Nairobi」という大きな教会へ足を運びました。
初めて参加した礼拝は、とても興味深い体験でした。
歌い、聖書を読み、解説を聞き、祈る。私自身はクリスチャンではありませんが、神と向き合い、感謝を捧げるその時間は、ある種の自己啓発のようにも感じられ、背筋が伸びる思いでした。
何より、そこに集う人々の真剣な眼差し。
ここケニアで生きていくためには、彼らが何を大切にし、何を心の拠り所にしているのかを、深く理解しなければならない。日本と同じ感覚のままではいけないのだと、改めて襟を正しました。

マサイマーケットの熱気と、商売のジレンマ
昼間は、土産物などが並ぶ「マサイマーケット」へ。
そこには、想像通りのアフリカらしい客引きの嵐が待っていました。
しかし、ふと冷静に見てみると、どのお店もほとんど同じような商品を並べ、同じような口上で客を引いています。結果、隣の店との客の奪い合いになり、不毛な値下げ競争に陥っているように見えました。これは買う側にとってもストレスですし、売る側にとってもジリ貧です。観光客相手なら、商品のクオリティで差別化して単価を上げる戦略もありそうですが…現実はそう簡単ではないのかもしれません。商売の難しさを垣間見た気がします。

クロワッサンと映画に見る、ナイロビの「歪み」
昼過ぎからは、モールへ移動しました。
一歩足を踏み入れると、それまでの雑多な街並みとは打って変わり、洗練された綺麗な空間が広がっています。
カフェのクロワッサンは1個400円ほど。客層も綺麗な服を着て、背筋を伸ばして歩いている。 一方で、映画のチケットは600円くらいと、日本より遥かに安い。 物価の感覚と、貧富の差。この「歪み」にこそ、ケニアという国のリアルがあるように感じます。
それでも、館内に流れるクリスマスソングと煌びやかな装飾に包まれていると、なんだかふわふわとした幸せな気持ちになりました。

自炊の失敗と、日曜夕方の小さな幸せ
帰宅後は、自炊に挑戦。 スパイスを使ってジンジャーエールとカレー、ターメリックライスを作りました。 しかし、現地の生姜は日本のものと味が全く違い、ジンジャーエールは微妙な仕上がりに…。さらに、火を消したつもりが強火のままで、米は見事に焦げました。カレーは美味しかったですが、自炊道はまだまだ前途多難です。
いよいよ明日からは、語学授業が始まります。 隣国の隊員に体調不良者が増えているという話も聞くので、無理せず「Pole Pole(=ゆっくり)」の精神で頑張ろうと思います。

PS:時差マイナス6時間のケニアでは、日曜の18時に『週刊少年ジャンプ』が更新されます。
眠気と戦わず、万全の体調でジャンプが読める日曜日。これは、ケニア生活の意外な幸せかもしれません。


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