【ケニア35日目】任地カカメガへ。都会の安堵と、用水路へのダイブ。

JICA海外協力隊ケニア派遣任地活動

8時間のバス旅の果てに

今日から、いよいよ「任地訪問」がスタートします。 これから2年間暮らすことになる家を探し、配属先の事務所へ挨拶に向かう、緊張の数日間です。

朝7時半にナイロビを出発し、バスに揺られること8時間。 車窓の景色が赤土の大地から緑豊かな風景へと変わり、ついに任地「カカメガ」に到着しました。

想像以上の「都会」に拍子抜け

カカメガの街は、先輩隊員の方に案内していただきました。
第一印象は、「想像以上に都会だ」ということ。

スーパーマーケットが4つもあり、通りは多くの人で賑わっています。大きくはないけれどモールもあり、生活に必要なものは何でも揃いそう。驚いたことに、日本食まで手に入ります。 「辺境の地」を覚悟していただけに、この充実ぶりには良い意味で拍子抜けし、生活への不安がすっと消えていくのを感じました。

到着早々の洗礼

しかし、安堵したのも束の間。ケニアの道は甘くありませんでした。 キョロキョロと街の景色に見とれていたら、足を踏み外し、用水路に派手に転落してしまいました。

靴はドロドロ、脛を強打して流血。 到着早々、泥と血にまみれるなんて、なんと幸先の悪いスタートでしょう。「まあ、こんなもんか」と自分に言い聞かせつつも、痛みと情けなさで苦笑いするしかありません。

笑い飛ばしてくれる仲間がいる

夜は、カカメガで活動する先輩隊員3人と、少し良いレストランで食事をしました。 美味しいご飯を食べながら、活動のアドバイスや、成功・失敗のエピソードを聞く貴重な時間。

用水路に落ちた話も、みんなで笑い飛ばしてくれました。 もし一人だったら、ホテルの部屋で膝を抱えて落ち込んでいたかもしれません。でも、誰かと一緒なら、最悪のハプニングも笑い話に変わる。「一人じゃない」ことのありがたさを、身に沁みて感じた夜でした。

本当の任地へ

今夜の宿は2,500シリング(約2,800円)。 さすがカカメガ中心部、綺麗で快適なホテルです。

明日は、ここからさらに1時間移動し、配属先の事務所がある「サブカウンティ(日本で言う市町村のような区分)」へ向かいます。そこが、私の本当の活動拠点になります。

事務所に人はいるのか。どんな環境が待っているのか。
少しの恐怖と、それ以上の楽しみを抱いて、泥だらけの靴を乾かして眠ります。

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