気持ちよく、鼻をへし折られる
今日も今日とて、語学授業。
今週も早くも3日目が過ぎようとしています。時の流れの速さに、少し焦りを感じる朝でした。
今日の授業は、スワヒリ語の本を読むところからスタートしました。
ここ数日、少しずつ表現の幅が広がり、「お、いけるかもしれない」なんて淡い自信を持ち始めていたのですが……現実はそう甘くありませんでした。
全然、わからない。 単語も、文法も、文脈も。文字の上を目が滑るだけで、意味が入ってこない。 まだまだでした。圧倒的な実力不足。難しい、そして何より悔しい。
でも、不思議と嫌な気分ではありません。むしろ、気持ちいいくらいにポッキリと鼻をへし折られたことで、「なにくそ、やってやるぞ」というやる気の炎に油が注がれた気がします。
明日はテスト、明後日は最終プレゼンテーション。それで、ナイロビでの語学授業は全て終わりです。そこから先は、先生はいません。すべて自分自身で学び取っていくしかない。まずは、この悔しさを糧に、明日と明後日を全力でやり切ります。
肌に描く、文化の交差点
午後は、スワヒリ文化体験として「ヘナタトゥー」のワークショップがありました。
ヘナという植物の染料を使って肌に模様を描く、結婚式などの祝い事で施される伝統的な装飾です。

説明を聞いて興味深かったのは、そのデザインの背景です。 スワヒリ文化は、東アフリカの沿岸部でインドやアラビアとの交易によって栄えた文化。ヘナタトゥーのデザインにも、それらの地域の影響が色濃く反映されています。 「自然」をモチーフにした、流れるような美しい曲線。それはまさに、海を越えて混ざり合った文化の交流の証そのものでした。
今回は女性陣が体験し、私たち男性陣はその様子を見学(待ちぼうけとも言う)。 一人一人、手際よく描かれていくデザインは全て異なり、どれも繊細で素敵でした。肌の上に咲く花のような芸術に、「いいなー」と少し羨ましく眺めていました。

「言語以外」で困るために
帰宅後は、悔しさをバネにスワヒリ語の復習へ。
赴任までの時間が、刻一刻と少なくなってきています。
現地に行けば、文化の違い、習慣の違い、人間関係の構築など、困ることは山ほどあるはずです。 だからこそ、「言語」というツールで躓いている場合じゃない。
現地で困るなら、言語以外の、もっと本質的な部分で困りたい。 言葉が通じないというストレスを最小限にするために、今はただひたすらに、最低限のベースを作り上げていきたいと思います。


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