ホリデーの終わりと、旅の始まり
1月2日。
今日から働き始めるケニア人もいるそうです。クリスマスというメインイベントが終わり、街のホリデーモードも少しずつ落ち着きを見せ始めました。
そんな中、私はマサイマラを目指し、朝から大移動の一日です。
快適なバスと、カオスな乗り場
まずは「Easy Coach」という長距離バスで、西の街・キシー(Kisii)を目指します。 乗り合いバンの「マタトゥ」に比べれば格段に安全なため、JICAの規定でこの路線の移動には利用が義務付けられています。

しかし、乗り場はカオスそのもの。 ごった返す人混みと熱気。そそくさとその波をすり抜け、オンライン予約したチケットを発券し、逃げ込むようにバスへ。乗ってしまえば、こちらのものです。
そこからは約8時間の旅。
ケニアの田舎道はボコボコで、幹線道路であっても減速用のバンプ(突起)があちこちにあるため、スピードは出せません。 でも、今日乗ったバスは背もたれのカーブが私の頭にシンデレラフィット。思いがけず快適な睡眠時間を確保できました。

鶏と膝を突き合わせる、マタトゥの洗礼
キシーからはマタトゥに乗り換え、キルゴリスという街へ。
ケニアに来てから初めてのマタトゥです。「コンダクター」と呼ばれる客引きに腕を掴まれ、揉みくちゃにされながらバスに乗り込みます。
ここからが本番でした。 定員16人のバンに、詰め込まれたのは28人。
パズルのように、人が入れそうな隙間という隙間に人間が押し込まれていきます。ケニア人はお尻が大きいので席がきつい。
そして、ふと足元を見ると、鶏がゴソゴソと動いている。 これぞアフリカの移動。
鶏と膝を突き合わせ、人とおしくらまんじゅう。
そんなカオスの状況に疲労を感じつつも、面白がっている自分がいました。

車窓から見る、ケニアの肖像
キルゴリスからは迎えの車に乗り換え、さらに1時間ちょっと。 最終目的地のマサイマラ、「Wildlife Ventures」の宿に到着したのは、出発から約12時間が経った頃でした。

さすがに疲れました。でも、車窓から流れる景色は飽きさせないものでした。 道端に転がる横転した車。西へ進むにつれて増えていく美しい茶畑。田舎の風景の中に突如現れる巨大な工場施設。 そして何より、どこまで行っても途切れることのない「人、人、人」。
どの街も金太郎飴のように同じ見た目をしていますが、この圧倒的な人口の多さとエネルギーこそが、今のケニアの姿なのだと実感します。
長い移動を終え、いよいよマサイマラでの時間が始まります。

▼続く、、、



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