【ケニア派遣15日目】クリスマスイブのCBDと、教会に響く感謝の歌声。

JICA海外協力隊
JICA海外協力隊ケニア派遣ナイロビ研修

帰ってきた、喧騒の庭へ

今日はクリスマスイブ。そして、年内最後の活動日です。
午前中は、ケニア人のセキュリティスタッフによる、ナイロビの中心街であるCBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)のツアーへ。長距離バスやマタトゥ(乗り合いバス)の乗り場を確認するのが目的です。

CBDは最もお店が集まるエリアであり、比例して治安も悪い場所。基本的に私たちJICA関係者は、バスに乗る時以外は立ち入ってはいけません。 しかし、かつてバックパッカーとして旅をしていた頃、毎日この場所を歩いていました。私にとっては勝手知ったる「庭」のような場所。 凄まじい排気ガスの匂いに少しクラっとしつつも、「ああ、帰ってきたな」という懐かしさが込み上げてきました。

特に今日はイブということもあり、帰省ラッシュで街は人で溢れかえっていました。 久しぶりに投げかけられる「チンチョン」や「チャイナ」「ニーハオ」という言葉。昔は少し腹を立てたりもしましたが、今は何も感じなくなっている自分に気づきました。 ケニアにいる中国人は約5万人、対して日本人は約500人。その差は100倍です。逆の立場だったら、私だって見分けがつかないでしょう。むしろ、その中で日本人だと気づける方がすごすぎる(笑)。 そんなふうに達観できるようになったのは、少し大人になった証拠かもしれません。

ダウンを着ている人、ニット帽を着ている人、半袖を着ている人が並んでいる。
一体どの服装が正解なんだろう。

「何もない」場所でも、人は生きている

ツアーの後、事務所に戻ってからは会計や住居に関する細かい説明を受けました。 申請方法は複雑で、実際に使ってみないと分からない部分も多いですが、公金を扱う以上、透明性は絶対に疎かにしてはいけないと肝に銘じました。

任地は本当に「何もない場所」らしいので、家具をどう揃えるかなど不安もあります。でも、考えたって分かりません。 何より、そこには既に暮らしている人々がいる。人が住んでいるなら、大丈夫。きっと生きていける。 そう腹を括って、現地に行ってから考えることにします。

感謝を歌う、本場のクリスマスキャロル

今日で年内の講座は全て終了。明日からはホリデーです。
明日の同期とのクリスマスパーティーに向けて食材を買い出し、帰宅してすぐに、有志で教会へ向かいました。

作業途中の野菜売り場。。

目的は、クリスマスキャロル。 キリストが生まれた日を祝うため、教会は溢れんばかりの人で埋め尽くされていました。 聖歌隊の歌声に合わせて、思い思いに歌う人々。

日本で体験してきたクリスマスといえば、プレゼントを待ったり、イルミネーションの中をカップルが歩いたりするものでした。 でも、ここのクリスマスは違います。中心にあるのは「感謝」です。 神に感謝し、歌う。 人が多いのに、不思議と居心地が良い。とても温かくて、ありがたい気持ちになれる空間でした。

喧騒のCBDと、祈りの教会。 ナイロビの「動」と「静」の両方に触れた、素敵なクリスマスイブになりました。

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