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治安が理由で行かないのはもったいない!魅力あふれるヨハネスブルグ

8.14

行政政策としてパブリックアートが推進されているなど、人々のアートへの興味関心が高いヨハネスブルグには沢山のアートギャラリーがあるので、アートギャラリーを目的地にしながら街を歩き回りました。

午前中はメルローズというエリアに向かいました。このエリアは街のいたるところにアート作品あるため見所が多く、さらに治安が良いので観光がしやすいエリアでした。もちろん、アート以外にも見所はたくさんあります。私はカーショップが特に印象的でした。スポーツカーやクラシックカーなど日本では見たことのないような高級車が売られており、超車社会であるアフリカの車への需要の高さが垣間見えました。

昼ごろにはサントンというエリアに移動しました。

ここはヨハネスブルグで最も治安が良いと言われているエリアらしく、日系企業の支社も置かれているそうです。その中心にあるサントンシティ/ネルソンマンデラスクエアは全貌が最後までわからないくらい広いショッピングモールでした。日本のようにモール内のマップがあればもっと使いやすいのにな…

このエリアは高層ビルが多く立つ大都会でしたが、地上には露店もあり豊かではない人もちらほら見かけました。とはいえ、ほとんどがお金持ちばかりでした。大抵、アフリカの都会には貧しい人と豊かな人が入り乱れていますが、ここヨハネスブルグではエリア毎に明確に分断されている印象です。アパルトヘイトの名残が多少残っているのだと思います。

その後、アートギャラリーが最もたくさんあるエリア、ロズバンクに向かいました。

しかしその道中、雑貨屋や本屋など面白そうなお店がたくさんあり寄り道をしていたたら、すでにアートギャラリーが閉じる時間を回ってしまっていました。ロズバンクのアートギャラリーに入れなかったことは残念でしたが、思いがけない寄り道によって色々なモノ・人に出会うことができたのでとても良い1日でした。また色々な店を回ったことで派手で物々しいデザインの雑貨やアートが多かったり、ボア戦争やアパルトヘイトに関する歴史とキリスト教に関する本が多かったり考察し甲斐がある傾向を色々と発見できことは大きな成果でした。

そしてついに最終夜。

最後の夜はパーパを自炊して食べました。半年間たくさんお世話になったメイズとも一旦お別れです。

決して美味しいわけではないメイズや毎日のように起きる停電など、不便で不自由なことが多い生活でしたが、だからこそ水や電気、食材などの有難さを日々感じることができ、豊かで幸せな日常を過ごせていました。日本に帰りたくないです(笑)

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