8.2
昨晩は公園の管理人の方に、部屋とマットレス、ブランケット、ヒーターを貸して頂いたおかげで快適に眠ることができました。本当にレソトは優しい方ばかりでとても良い国でした。
短いレソト滞在を終え、南アフリカに戻るために乗合タクシーに乗って8km先の国境に向かいました。
Caledonspoort Borderはとても小さな国境オフィスでした。久しぶりにイミグレらしくいくつかの質問を受けましたが、何事もなくレソト出国と南アフリカ入国時のスタンプを押してもらえました。
国境付近には最寄り街Fouriesberg行きのミニバスが多く停車していたので、それに乗り込み移動しました。しかし、Fouriesbergは想像以上に何もない田舎だったので、そこから40km北にあるBethlehem という街に向かいました。
街の中心は特に人で溢れかえっており酔っ払いや物乞いもおり物騒な雰囲気でした。一方、何区画か離れると白人が多く住む高級住宅街がありました。まさに南アフリカらしい栄えた街でした。
露店でパーパとロシアン(ソーセージ)を昼ごはんに食べ、宿探しを始めました。この街には本当にたくさんのゲストハウスがありましたが、どこも高そうな雰囲気なものばかりでした。私が見て回った中では350ランド(約3000円)が最安値でした。
一泊3000円は私にとってはさすがに高すぎたので、街を散策し終えた後、再び他の街を目指して移動することにしました。Google Mapで調べたとことKestellという小さな街にバックパッカーズがあるそうだったのでヒッチハイクでKestellを目指すことにしました。
そこは何もない街でしたが、バックパッカーズは本当にありました。ドミトリールームは250ランドでしたが50ランド値下げしてもらい、200ランド(約1600円)で泊まらせて頂きました。WiFiやシャワー、キッチンに加えビスケットやジャム、コーヒーなども無料で頂くことができ何一つ文句のない設備が揃っていました。しかし何よりもスタッフの方がとても親切で、これまでに泊まった宿の中でもトップレベルに居心地の良い最高な宿でした。