• アフリカ好きのバックパッカー

守るべき村の古き良き文化

6.6

村生活4日目。

今日は遂に3泊お世話になった村から出て他の街に移動することにしました。

出発する前に、さつまいもとナッツを和えた料理を朝ごはんに頂きました。無限に食べていられるくらい美味しかったです。

その後、村を出る前に家族や村の人たち、そして村のチーフに挨拶を行いました。本当に良い人たちで、皆「もっと長くいて良いよ」と言ってくれ、泣きそうになりました。正直、移動したくなくないくらい居心地の良さを感じていましたが、いつまでもお世話になっているわけにはいかないので別れを告げ、街に向かいました。

見送りがてらバスの値段交渉まで手伝ってくれたので、問題なくバスに乗り込むことができ、次の目的地Salima まで向かいました。マラウイ南部に移動してきましたが、相変わらず道が悪く、バスはノロノロ運転でした

目的地Salimaから少し離れた場所にバスから降ろされてしまったので、街まで7km歩いて向かうことにしました。しかし、歩いている途中でトラックの運転手が声をかけてくれ、荷台に載せてくれました。最近助けられてばかりで申し訳なくなるくらいです。本当に感謝です。

Salima の街は広めのマーケットを中心に栄えており、湖沿いは観光地として発展していました。

しかし少し歩いて街から離れると、ど田舎でした。これまで訪れてきた国以上にマラウイには古くからの生活が多く残っている印象です。その背景にはやはり貧しさがあると思います。

しかし、村の中で互いに支え合いながら、ゆっくりとした生活を送ることが”遅れている“とは思いません。これも素晴らしい一つの文化だと思います。

よって、開発や援助といっても、ひとえに西洋化させることが正しさではないと改めて感じています。そこに住む人が大切にしていることを尊重しつつ、生活水準をあげていくことが求められる支援であるはずです。だから今後は、さらに統計や分析では見えない”人”から得られる情報に注視しながら旅を送っていこうと思います!

一泊:3000クワチャ(約450円)

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