• アフリカ好きのバックパッカー

出逢いこそ旅の醍醐味!

8.11

今夜から旅の最後の日までドミトリールームに泊まる予定なので、キャンプサイトにテントを捨て、移動を開始しました。ケニアで買ったこのテントには約50泊をお世話になりましたが、テントのおかげで10万円近くは節約することができたと思います。特に物価が高い南部アフリカ(ボツワナ・ナミビア・南アフリカ・エスワティニ)にはキャンプサイト以外の安宿がほとんどなかったので、テントを買って大正解でした。

朝のエルメロの街はたくさん掃除をしている人がいました。これは意外にも、どの国でも共通して見られる光景で、街の掃除をしている人がたくさんいます。日本人であれば掃除をしている人を見ると、ゴミを捨てるのをやめようと思うのが自然ですが、こちらでは毎朝同じようにゴミが大量に捨てられています。多くの人は「誰かが掃除をしてくれるから。」と当然のようにポイ捨てをしています。日本人の私には理解するのが難しいとても不思議な感覚です。

今日、一つ目の目的地Witbank(=Emalahleni)まではミニバスで移動しようと思っていたのですが、Witbank行きのバスに乗って待っている人が1人もおらず、いつ出発できるかわからなかったので、ヒッチハイクで移動することにしました。

ヒッチハイクで乗った車の中で運転手の人が私を揶揄ってきたので、私はまたいつものやつかと思いながらてきとうに流していたら、助手席に乗っていた方が「黒人の僕たちと同じ様にアジア人にも中国人・韓国人・日本人など違いがあるんだ。アジア人と揶揄するのは間違っている。」と注意をしてくれました。本当に涙が出そうなくらいに感動しました。

また、Witbankの大衆食堂でご飯を食べている時に「相席良いかい?」と言って、色々な話をしながら一緒にご飯を食べてくれる人がいました。

アフリカに来てから「チンチョンチャーン」と言われたり、挨拶を返しただけで爆笑されたり、笑いながらカメラを向けられたり、「ここは中国じゃないぞ。家に帰れ!」と言われたり…全てを上げていたらキリがないほど沢山の嫌な思いをしました。人は確かにネガティブなことの方が印象に残りやすい生き物ですが、嫌な部分に目を向けてアフリカを嫌いになるべきではないとこの二つの出来事から改めて感じさせられました。助手席に座っていた人のように深く理解をしてくれる人は少ないですが、それでも殆どの人は良い人です。

ポジティブなことに目を向け、世界のあらゆること・ものを好きになった方が人生は幸せだということを改めて思い出される出来事でした。これは旅の中で得たことの中で最も重要な価値観の一つだと感じています。

Witbankはとても大きなMallが複数ある大きな都市でした。アフリカ大陸の最大都市ヨハネスブルグが近くなってきたことを実感しました。

しかしWitbankには安宿がなさそうだったのでプレトリアまで移動することにしました。

プレトリアではナミビアで出会った旅人にお勧めしてもらった「Pumbas Backpackers」のドミトリールームに一泊することにしました。設備はとても綺麗で、セキュリティもしっかりしており一泊約1760円と少し高めでしたがコスパ的には満足感のある宿でした。

時間がなく今日は殆どプレトリアの街を散策できなかったので、明日は色々と歩き回ろうと思います1

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