7.22
ケープタウン2日目
昨夜はドミトリールームで喧嘩をしている男性二人がいて夜中に起こされましたが(笑)、久しぶりにベッドで寝たのでとてもよく眠れ、朝から元気でした。
朝はまだお店がやっていない時間に起きてしまったので、街をふらふらと歩き回りました。「The company’s garden」という庭は都会の中のオアシスのような自然豊かな場所で、もしケープタウンに住むことがあったら毎朝ここを散歩したいと思うほどに綺麗な場所でした。
その後、街の中心からほど近くに位置するボカープ地区を訪れました。ここはかつて奴隷として連れてこられた人々に貸し出されていた家屋がある場所で、その家屋は元々白人主義に基づくルールによって全て真っ白に統一されていたそうです。しかし、ルールの撤廃と共に”自由の象徴“として明るい鮮やかな色に塗り替えられカラフルな街並みが作り上げられました。
日本のような全く同じ建物が立ち並ぶ住宅街とは対照的に、建物によってアイデンティティの主張を行うことが興味深かったです。過去にアイデンティティを抑えつけられていたことによる、自由への飢えを感じられる場所でした。
その後、ミニバスを二度乗り継ぎコンスタンシアというエリアにあるワイナリーを訪れました。ケープタウン周辺の気候はブドウの栽培に適しておりワインが名産品であるため、テイスティングをさせてもらえるワイナリーが多くあります。大体1000円程度で何種類かのテイスティングをさせてもらえるので、ワイン好きの方はワイナリー巡りをするのも良いかもしれません。
私はアルコールに強くないので「Clein Constacia」という場所1箇所を訪れました。ここは2年連続で世界一綺麗な葡萄畑に贈られる賞を受賞しているそうですが、今はオフシーズンだったため木に葉がついていませんでした。残念…
6種類のテイスティングをさせて頂き、どれもとても飲みやすく美味しかったのですが、ワインをこれまでにほとんど飲んだことがなかったので、正直あまり良い悪いの差が分かりませんでした。お酒の味は今後勉強をしながら、味がわかるイケてる大人を目指したいと思います。
夕方からは、ケープタウン北部に移動しウォーターフロントと呼ばれるエリアに行きました。ここは横浜のような場所でThe観光地でした。1日いても飽きないほどたくさんのテナントが入るショッピングモールがあったり、たくさんのお土産屋さんがあったり、とても楽しい場所でした。日本よりも綺麗で、旅の前にイメージしていた”貧しいアフリカ”というイメージからは考えられないような場所でした。
さすがに全てを回るには時間が足りなかったので、後日時間があればまた来たいと思います。
今日は朝から盛りだくさんの1日でしたが、良い意味で南アのイメージが崩された日でした。他のアフリカ諸国のように陽気で良い人がたくさんいたり、スタバやマックなどの馴染み深いお店があったり日本人観光客が来やすい街だと感じました。