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日本での常識が全て覆るマラウイ村生活2日目

6.4

村生活2日目。

朝は村のチーフに挨拶をした後、マラウイ湖のマーケットに新鮮な魚を買いに行きました。海岸にはどこまでも漁師の船が並び、たくさんの魚が売られており、早朝とは思えないほどと賑やかでした。

朝だけで一体何人の人と挨拶をしたのか分からないくらいたくさんの人に、挨拶をしました。また、そのほとんどが一緒に行動している彼のいとこや叔父、叔母など家族でした

村では食べものを分け合うなど、皆が助け合いながら生きているそうです。隣人の顔さえ知らない都会での生活とは全く異なる世界で、興味深かったです。もちろん都会生活も村生活も一長一短だと思いますが、人との繋がりを大切にしている村での生活はとても素敵だなと感じました。

マーケットからは、奴隷貿易の遺跡や街で最も旧い大樹を案内してもらいながら家に戻り、朝ごはんを食べました。歴史を大切にする姿勢から、人との繋がりは、今を生きる横の人との繋がりだけでなく、先祖との縦の繋がりも重視されているように感じました。

朝ごはんは、さつまいもとティーを頂きました。特に、新鮮なレモンを絞ったレモンティーはとても美味しかったです。

そして、午前中は彼のショップでお土産を買ったあと(=感謝の気持ち)、古くからあるマーケットと病気を案内してもらいました。

広い病院を端から端まで案内してもらい、入院患者なども見させて頂しました。施設は日本のようには綺麗ではありませんでしが、設備は整っておりしっかりとした病院でした。ここの病院は薬や車、技術などをJICAや日本政府から多くの支援を受けているらしく、日本人に感謝していると話していました。これまでも旅の中で多くの日本国旗をあらゆる場所で見てきましたが、旅に出る前はまさか日本がアフリカでこんなにも活動しているとは思っていなかったので驚きました。

病院を案内してもらった後は、ジンジャードリンクを買ってもらい昼ごはんを食べるために家に戻りました。このジンジャードリンクは刺激がとても強く薬のようでしたが、とても身体には良さそうな味でした笑。

昼ごはんはシマと一緒に朝マーケットに買いに行った魚を食べました。やはり新鮮なものは美味しかったです!昼ごはんを食べ終わった頃にWifeがたくさんの米や野菜と一緒に農園から帰ってきたので挨拶をしてから、再び街に戻りました。

午後は街のパブでマラウイリーグのサッカーを観戦しました。地面は凸凹で観客席は一つもない公園のような場所で一部リーグの試合が行われていることには驚きでしたが、それでもサポーターの熱狂はもの凄く、パブは大盛りでした。どんな場所でもサッカーというスポーツは人々を熱狂させ、元気を与えているなと実感しています。

観戦後はショップの店番を少し行った後、閉店作業を行い明日のためにマーケットに豆や野菜を買いに行きました。

今は収穫期なのでどの作物も安く、食べものに困ることがないそうですが、これからはじまる雨季の季節は野菜も魚も極端に値段があがり生活が大変になると話をしていました。また、お土産を売っている彼はコロナ禍は本当に特に苦しかったと話していました。

季節や災害、疫病など目に見えない巨大な敵から、自分たちの生活を守るために日々工夫しながら生活している村の人々たちを見て、改めて自らの生活を省みるきっかけになったとても良い一日でした。

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