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今しか見られないLilongweの街並み。

6.12-13

12日の朝はDedzaのマーケットで、子どもから買ったパンとポレジ?を頂きました。正直どちらも美味しくはありませんでした。特にポレジ?は甘みがなく酸味だけでタンザニアのそれとはだいぶ異なりました。

朝ごはんを済ませたあとは宿に戻りパッキングを済ませ、移動を開始しました。本日の目的地Lilongwe までは70kmほどでしたが、途中寝てしまい、気づいたらLilongweのすぐ近くでした。タンザニアやマラウイのバスの中ではしばしば寝落ちしてしまうことがありましたが、今後はきっと安全ではないので気を張ってバスの中でも過ごしたいと思います。

LilongweはBlantyre とは全く異なる雰囲気の街でした。まず何よりも、首都ということだけあってマラウイの他の街とは比べ物にならないほどたくさんの人がいました。

街細かく分けられたエリアごとに分けられており、それぞれ異なる雰囲気がありました。街の中心のエリア4や6はイオンのようなモールがいくつかあり、KFCなどのアッパー層向けのお店が立ち並んでいました。一方で他のほとんどエリアには汚めの建物がほとんどでした。

よって旅人にとっては首都で、安宿や安い食堂を容易に見つけることができたのでありがたかったです。

しかし、大統領の「今後10年でドバイと同じレベルの都市を作る」という発言があり、発展の程度はわかりませんがこの先間違いなく街は変化していくはずです。5年後に来たら全く今と違う光景が広がっていることでしょう。

ぼろぼろの服を着た子どもがモールの入り口で子どもが警備員に止められたり、ゴミ箱の中を必死に漁ったりする光景は次第に見られなくなっていくと思います。

ただそれは、貧しい人がいなくなるのではなく、街から見えなくなっていくということです。国は誰に向けて何をしていくべきなのか…富裕層がさらにお金を稼ぐための世界にしていくべきではないことは確かです。

これはマラウイだけでなくアフリカ全域に言えることだと思いますが、今私が見ている光景は次来たときにはきっと見られないので、この旅の一瞬一瞬を本当に大切にしていきたいと思います。

12日の夜は腹痛で辛かったので、13日はごはんと少しの買い物以外は宿の中で休むことにしました。ルワンダで体調を崩した時もほぼろくに休んでいなかったので、さすがに今回は1時間半くらいの外出に止めました。

そして丸一日休み、りんごやバナナなどの身体に気を使った食事をとったことでだいぶ体調は回復しました。

バッタ

まだマラウイに滞在していたい思いがありますが、残り2ヶ月であと4カ国訪れたいので先を急ぎ、明日14日、ザンビアに移動します。これまでの国境越え以上の失敗はもうないだろうと思っているので、今回は驚くほど不安がないです。

ザンビアでは一体どんな人がどんな生活をしているのかとても楽しみです!

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