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希望を抱いたまま亡くなっていった人々…Ntarama genocide memorial

5.3

風邪は未だ完治せず、鼻水が止まりませんがフルーツやヨーグルトで免疫力を高め闘い続けています。そのせいで歩くのが未だ少し辛いですが、自分の旅は歩いてこそだと思っているので朝は2時間ほど歩いて移動しました。Ntarama genocide memorial に向かうためです。

その道中、お店に入りホットミルクを頂きました。ミルクティーを頼んだつもりでしたが、英語が通じない店員の方だったので仕方なく、しかしとても美味しかったです。元気出ました。

Ntarama の虐殺記念館は国が管理している大きなメモリアルでした。Nyamata と同じく元々教会だったこの場所では5,000人の方が亡くなったそうです。

私が最も印象に残ったのは、ここの人々は虐殺が終わり元の生活に戻れる希望を持って生活していたというお話です。子どもたちが勉強をしていた本や備蓄しているお金や食料が実際に現存されていました。最期まで虐殺が終わることを信じていたそうです。使い込まれた学習本を見て、とてもやるせない気持ちになりました。

その後は、ついにタンザニアに向かうために東に移動をはじめました。今日の目的地はRwamagana という街でしたが、Ntarama からは2度バスを乗り継ぐ必要があったので、1度目のの乗換地点、Nyanzaで昼ごはんを食べた後キガリ東部のRemeara に向かいました。どちらも大きなタクシーパークだったので親切に案内をしてくださり、問題なく乗り継ぎができ無事Rwamagana に到着することができました。

キガリに比べれば田舎ではありますが、それでも宿もレストランもたくさんある大きな街でした。1泊5000FRW(約625円)の宿もすぐに見つかったので荷物を置き、街の散策に出かけました。しかしこの日は移動が長くだいぶ疲労があったので、1時間ほど歩き回り宿に戻りました。明日の朝もう1度街を散策したいと思います。

ところで、ルワンダ西部では大雨による洪水の影響で多くの死者が出ているそうです。偶々1週間ほどズレていたので何事もなく旅を進められていますが、本当にあらゆることに気を配りながら安全第一でこれからも旅を続けていきたいと思います

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