• アフリカ好きのバックパッカー

ジェノサイドを学ぶならまずはここから。キガリ虐殺記念館

5.1

体調は万全ではありませんが、良くなってきていたので、街を歩き回ることにしました。

1つ目の目的地は、キガリ虐殺記念館。毎日毎日、虐殺について触れ、気が滅入そうですがこの国にいる限りは向き合い続けなければならないと思うので、あと1週間弱は目を逸らさず記念館に訪れ続けようと思います。

ここは、これまで訪れてきた場所とはだいぶ雰囲気が異なり、とても綺麗に整備された観光客向けの博物館でした。その分、情報量が多く学びに適した場所でした。

数多くの展示がありましたが、私個人的には、特に武器としてレイプが”使われていた“ことが記された展示が最もジョッキングでした。もちろん、そのことは日本で学んでいたのですでに知っている知識ではありましたが、改めてこの場所で学ぶと、本当にショックが大きかったです。ジェノサイドの時の加害者の精神状態は一体どんなものだったのか、さまざまな証言を読み、聞くたびに全く想像できなくなっていく一方です…

1時間半ほどで、全てを見たあとキガリ東部のKimironko market を目指しました。しかし、この日はずっと雨が降り止まなかったので歩くには最低の日でした。途中寒さに耐えきれずお店に避難して、ホットミルクを飲みました。博物館でも学んだようにルワンダはミルクがとてもポピュラーな国なので、あらゆるお店でミルクを飲むことができます。癖もなくとても美味しいです。

そこで身体を温めたあと2時間ほど歩き続けました。

大使館や政府組織があるような場所を歩いていたので、あまり面白みはありませんでした。しかし、そんなビルが立ち並ぶ通りから一本挟んだ道に小汚い建物があり、そこから良い匂いがしたので入ってみると良い雰囲気のレストランがありました。

もちろん看板などありませんが、そういう地元のお店を探す嗅覚が、この旅の中で格段に上がっているなと感じます笑。

そして、何とかKimironko market にたどり着きました。そこは、想像の8倍大きなマーケットで野菜が一通り揃っていました。昨日ハマってしまったアボカドと朝食べるバナナを買ったあと、陽気なお兄ちゃんたちと色々話をしてパッションフルーツとオレンジを買いました。

たくさん買い物をしましたが、値段交渉が上手くいったので良い買い物ができたと思います。パッションフルーツについては何個食べても、いまいち美味しいのかよくわからないですが…他のフルーツは本当に美味しいです。

そして、ついでに近くにあったキガリ空港にも歩いて行きました。しかし、そんなに大きな空港ではなくロビーにもいれてはもらえませんでした。残念…

次に空港に行くのは3ヶ月半後。その時には何を感じているのか楽しみです。

空港から少し歩いてバス停に行き、宿まではバスで帰りました。しかし、市内バスは全てキャッシュレスらしくバスに乗るためにはICカード(1000Frw)が必要だと言われました。私はこの一度しかバス使う予定がなかったので、近くにいた人に助けてもらい現金で何とか乗せてもらいました。

随所に近代化を感じるキガリ生活は刺激的でとてもおもしろいです。明日キガリは出てしまいますが、体調不良と天候不良のキガリ3日間だったのでいつかまた万全の状態でリベンジしたいです。

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