• アフリカ好きのバックパッカー

国全体で掃除をする時間。Umuganda

4.28

Muhanga で迎えた朝。

この日の朝は、ケニア最終日のキスム(デモンストレーションの日)で感じたものと同じ雰囲気を感じました。街の全てのお店が閉まっており、人もほとんどいませんでした。

宿を出たときには、誰も人がいないのは土曜日の朝だからかなと思っていましたが、タクシーパークも閉まっていたので、これは間違いなく何かあると思い、話を聞くと「Community Activity “Umuganda”の日だから11時まではどこも動かないよ」と教えてくれました。説明を聞いてもよくわからなかったので、調べてみると毎月末の土曜日に行われるもので、8時から11時は国全体で掃除をしようと決められているそうです。

ビニル袋も徹底的に禁止されているこの国では、カガメ大統領のもと綺麗な国を目指すために様々な取り組みがなされているそうです。

しかし、掃除をしている人は一部だけでほとんどの人はただ座ったり、雑談したりしているだけでした。バスが動かなかったので田舎の街まで歩いて行ったのですが、そこでもお店は開いておらず、皆ダラダラしていました。

その田舎町で急に雨が降り出してきたので、民家に避難させてもらいました。言葉は通じませんでしたが、優しさ100%の方でした。とても強いスコールだったので助かりました。20分ほど、民家で休憩させてもらっていたのですが、朝から感じていた喉の違和感が確信に変わり、熱っぽさも感じてきました。身体が熱く、ふらふらしてきました。

しかし、今日の宿を見つけるまでは動き続けるしかなかったので、とりあえずUmugandaが終わる11時にバスに乗り、キガリまで向かいました。

ルワンダ旅11日目にしてようやく到着した首都はやはり人が異常なほど多く、今の体調には少しキツかったです。

腹が減っては何もできないので、お昼ごはんを探しました。タクシーパーク周辺は安いお店がなかったのですが、体調が限界だったので妥協して1500FRW(約188円)で食べました。しかし、びっくりするくらい柔らかい肉がついてきたので、値段の価値は十分にありました。美味しかったです。

そして、お腹も満たされたところで宿探しを始めました。これが難航しました。基本的には10,000FRWの宿がほとんどで、少し安いところも水が完全に止まっているなどの妥協できない条件でした。そこで色々な人に話を聞きまわりましたがあまり参考にもならず、1時間半くらい探しまわった結果、たまたま6000FRW(約750円)で泊まれる宿を見つけました。特に大きな問題はない宿だったので、ここで3泊することにしました。

夕方は水とヨーグルトだけ買い出しに行き、すぐに宿に戻ってきました。旅に出てきてから、はじめての体調不良なので、メンタル的にもだいぶきついですが、変に拗らせないように、明日はゆっくり休もうと思います。

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