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拒否しなければ永遠に飲まされるバナナビール

4.21

今日も朝は1時間半ほど歩いた後に、小さな街からRubengera という街にバスで向かいました。

徒歩の距離は長くはありませんでしたが、舗装されていない山道を歩くので足に疲労が溜まりました。気持ち良いくらいストレートに「Give me money 」とたくさんの人が言ってくるのは、やはり肌が黒くない人はお金持ちだという認識が強くあるからだそうです。

歩いていておばあちゃんたちが印象的です。とてもおしゃれなアフリカ布を身に纏う姿は、いわゆる伝統的なアフリカの人々の見た目をしています。そして、彼女らは英語を話せませんがそれでも伝わってくる優しさがあります。とても可愛いらしい笑顔で挨拶をしてくれます。彼女たちとのやり取りを通して、コミュニケーションにおいて言葉以上に大切なことを学んでいる気がします。

そして、1時間半歩いて着いた街では魚を巻いた揚げたものと、マッシュポテトを包んで揚げたものを食べました。この辺りではポピュラーな食べ物だそうです。どちらもとても美味しかったですが、魚を巻いたものはとても辛く驚きました。

そして、バスに乗ってRubengera に向かいました。くねくねした山道の中を進むので、とにかく揺れがすごかったですが、アフリカに来てから三半規管はだいぶ鍛えられているので酔う心配は全くありませんでした。

そんな、アトラクションのようなバス旅は20分くらいで終わり、すぐにRubengera に到着しました。雲行きが怪しかったので、とりあえず近くにあった宿に入りました。おそらくもう少し探せばもっと安い宿もあったと思いますが、英語がとても綺麗で親切なスタッフだったので、そこに泊まることにしました。一泊8000Rwf(約1000円)でした。

案の定、大雨が降り出したので部屋でやるべきことを済ませながら止むのを待ちました。いつも通り、20分ほどで降り止んだので散策兼昼ごはん探しに出かけました。

すぐ近くにあったレストランに入って昼ごはんは頂きました。1000Rwf(約125円)でパスタとじゃがいもを食べました。1500Rwf出せばビュッフェの全種類食べられるそうです。とても魅力的でしたが、ここは節約をして我慢しました。

その後散策をしていると、街の角で何やら人が集まっていたのでそこに行くと、みんなでバナナビールを飲みながら談笑していました。仕事の合間などに立ち寄って飲むらしいです。でっかい2リットルくらいの瓶に入ったものが300Rwf(約63円)で買えます。自分も買い一緒に飲みます。バナナビールは特段美味しくも不味くもないと言った味でした。この瓶をみんなで回しながら一緒に飲むというのが文化らしいです。自分も回しながら飲んでいたのですが、もう要らないと言ってもひたすら飲まされ続けるのでだいぶキツかったです。ただ、とても良い人たちで楽しい時間を過ごせました。

少し酔ってしまったので、宿に向かって歩いているとアマケラ?というフルーツを頂きました。これは青臭くて正直美味しくはなかったです。

今日は金曜日だったので、泊まっている宿に併設しているバー夜にパーティがあると言われていましたが、とにかく大音量で音楽が流れているだけで、あまり盛り上がっているようには見えませんでした。東京の若者パーティをイメージしていたので、それとはだいぶ異なりもっと落ち着いてお酒を飲んでいるという様子でした。

こっちに来てから度々感じていますが、どんなにうるさい中でも問題なく眠れる人間で良かったと思っています。夜の音楽は本当にうるさいです…

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