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マサイマラサファリパークで感じた「生きる」ということ。

3.26

マサイマラツアー2日目。

今日は5時に起きて、早朝からマサイマラナショナルパークにゲームサファリに行きました。

昨日のナイトサファリとは全く違う表情をしており、個人的には朝のこれから世界が動き始めるぞって感じが好みでした。

朝からライオンやチーター、ヌー、そしてサイを見ることもできました。特にサイはレアらしく、見られてれラッキーだったそうです。

とはいえサイに関しては、なぜこれを発見できたのかと疑問に思うくらい、とっても遠く離れた山の上にいました。無線を通して他の車と協力しながら動物を探すのですが、どこにいるかわからない動物たちを探すことこそ、サファリの面白さです。だから、結局ビック5と呼ばれる動物の中で、豹だけは見ることができませんでしたがそれもまた一興です。

昼は、川沿いに行きカバとワニを見に行きました。その大きさや量には驚きました。しかし、正直この時間帯疲労が溜まってきていたため、あまり興奮できませんでした。

その後はマサイビレッジに行くために帰路に向かったのですが、そこで事件は起きました。

お腹が痛い…

サファリのど真ん中で突然腹痛。そしてトイレに行きたいと伝えたところでちょうどチーターが目の前に現れ、「に危ないから少し離れたところまで行く」と伝えられました。

この時のチーターほど憎く見えたものはありません。

そしてギリギリセーフで、比較的安全な場所で用を足すことができました。マサイマラのサファリにトイレはないので、これは本当に気をつけたほうが良いです。

それはさておき、この日1番感動したのはチーターの捕食とそれを狙うハイエナでした。

動物たちは基本的に「食べるか寝るか」しか行いません。それが生きることの手段であり目的であるからです。ハイエナがチーターの食べ残しを、じっと待つ姿には、ケニア人の貪欲に生きる姿と重なる部分がありました。

余計なことを考えずに、生きるために貪欲に生きること。すなわち、「欲に素直になる」ことは私たち人間の動物としての原動力であることを感じました。

そしてマサイマラのサファリゲームを終えた後、夕方からマサイビレッジに行きました。ここでは、マサイ族の生活や文化を体験することができます。

まずはリズムに乗った踊りで歓迎され、その後火おこし体系をし、伝統的住居見ながら色々とお話をするという流れでした。

とても楽しかったですが、それはむしろ観光として、アトラクション的な楽しさでした。それもそのはず、彼らはthe観光マサイでした。実際、普段は違うところで生活もしているらしく、ここはお金を稼ぐための場所だそうです。

彼らにとって「観光」は生活費を稼ぐための重要な源です。もちろん、よりリアルなマサイの生活を知りたい気持ちもありましたが、観光に必死な姿にはまた違うリアルを見ることができた気がします。

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