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華やかに見える世界。その裏にある様々な苦労

3.5

今日は9時からArt Cafeで行われる日本食のイベントに再び参加させて頂きました。

日本から輸入された数多くの食品の全ては、一つ一つ営業を行い、今回のイベントのためにお店に置かせて頂いているそうです。このイベントの開催の裏には泥臭い大変な努力があったと話をしていました。

また警備員の方に話を聞いたら労働時間は1日12時間、休みは月3回のみ、それで月収は5万シル(≒5万円)だそうです。ほんの一例ではありますが、これがケニアです。

華やかに見えるイベントの裏にはどんな苦労があるのか、これから社会人になる私は考えていかなければならないので、今後の旅でも物事を多面的に見ることを意識しようと思います。

ところで、イベントの手伝いにはJICAケニアの夫婦の方もおり、1人の方は元銀だこ店員だったそうです。その腕前はプロさながらでした。さかまケニアで銀だこの味が食べられるとは夢にも思いもしませんでした(笑)。美味しかったです。ケニア人にも大好評でした。

昼は「アフリカンマルシェ」というメタバースのイベントに参加したのですが、Wi-Fiの接続が弱く音声があまり聞こえなかったので途中で抜けてしまいました。

とはいえ、メタバースの面白さを垣間見ることができ、貴重な経験でした。

16時過ぎには日本食イベントも少し落ち着いてきたので、A-GOALのリーグ戦を今日も観に行きました。試合が終わった子どもたちはサッカーボールが欲しいと言いながら、ペットボトルや石を蹴っていました。中にはプレミアリーグで活躍したいと話いている子もおり、この情熱が無駄になってしまうこと本当にもったいないと感じながらも、何もできない自分の無力さを痛感しました。

昨日は時間がなくご飯を食べているところまで見られなかったので、今日は食べている姿までしっかり見届けました。本当に嬉しそうにご飯を貰い、食べている姿を見て、「食べるって生きることなんだな」というものすごく当たり前のこと思い出させられました。

私たちにとっての当たり前を、当たり前に享受できていない人がいることを目の当たりにして湧き出る感情は、今までの自分が享受してきた環境への感謝、不平等な世の中に対して何もできない自分への憤りでした。

今日は盛りだくさんの1日でしたが、全てで学ぶことが多くとても充実していました。

特に、2週間でキベラスラムに4回も足を運べるとは思いませんでした。こんな貴重な経験をさせて頂いた出逢いに感謝です。

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