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自由・挑戦・冒険。ケニア人が持っていて、日本人が持っていないもの

3.11

今日はケニアの子どもたちの活気に圧倒された1日でした。

全日、特段予定がなかったので11時過ぎくらいからアパートの子どもたちと遊んで1日過ごしました。

子どもたちの体力は本当に無限で、11時から19時くらいまでひたすら手を引っ張られながら遊んでいました。具体的にはサッカー、お絵描き、だるまさんがころんだ、かくれんぼ、冒険、歌歌い…などをしました。そこらへんにあるもの、全てをおもちゃにして遊ぶ子どもの自由な発想力と無邪気さに触れ、ずっと忘れていた童心に帰ることができた気がします。

最近の日本人の子ども遊び事情についてはよくは知りませんが、少なくとも私が子どもの頃にやっていた遊びとケニア人がやっていることがほとんど変わらず、子どもの遊びは意外にも世界共通なものが多いことに驚きました。

またガキ大将がいたり女の子の方が強かったりするのも日本のコミュニティと似たものを感じました。

しかし、このアパートに住んでいる人は、ケニア内では比較的裕福な人たちですが、それでもパンクしたボールを蹴り、穴の空いた洋服を着て遊び回っていました。

また、父や年長の兄妹は仕事に行っているため一緒に住んでおらず、母とその姉妹、幼い兄妹と住んでいる人がほとんどでした。

それでも、子どもたちの親が「自分たちは日本人みたいにお金持ちではないけど幸せだ」と言っていました。

キベラに行った時も感じましたが、ケニア人の、特に子どもたちは目をキラキラ輝かせている人が多いです。そして、うるさすぎる子どもたちの発狂にとやかく言う大人もいません。みんな少し危ないようなことも、自由に伸び伸びと生活し、その中で失敗を繰り返しながら成長する環境があります。

これは日本に失われつつある、失ってはいけないものだと思います。

ケニアでもお金を持った家庭ではすでにそうなりつつあるそうですが、子どもから失敗のチャンスを奪い、夢を奪い、とにかく勉強しなさいということは何か違うなと感じます。

自由・挑戦・冒険は人生を豊かにする必須条件です。

それを今日1日、子どもたちと遊んでいて、思い出させれられました。さすがに疲労困憊しましたが、とても楽しく刺激をもらえた1日でした。

子どもたちありがとう!

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