3.2
ナイヴァシャ2日目。
今日は朝からヘルズゲート国立公園に向かいました。
この公園の最大の特徴は、自転車でサファリが行えることです。よって、キャンプ場で自転車をレンタルしました。(800シル)
しかしキャンプ場から公園までがいがいと距離があり、自転車で40分くらいかかりました。
想像以上に時間がかかってしまいヘルズゲート内で朝日を見る予定が間に合わず、道中で日が上がってきました。それでも朝日は綺麗でした。
そして、ようやくヘルズゲートに到着。(入園料:3000シル)
至るところで煙が上がっていました。
これは全て地熱発電の工場だそうです。ここは温泉地帯で地熱発電に適しているらしく、パイプも至るところに繋がっており一面が発電地帯になっていました。
日本も真似できるのでは?と思いながら自転車を必死に漕ぎ続けました。
この発電施設は中国企業が主導で行なっているらしいです。ここにも中国。中国のケニアへの影響力が恐ろしい…
サファリは自分が入園した入り口とは逆サイドにあったので、1時間半くらい自転車を漕ぎようやくスタート地点に。
ヘルズゲートのメインの場所では自転車を降りて、ガイドをしてもらいながら歩きました。(ミドルコース:2000シル)
ここは本当に凄かった。
どこまでも続く大自然。言葉では表現できないほどのパワーに圧倒されました。
そして1時間半のガイドが終わり、再び自転車を漕ぎ始めました。自転車を漕いでいると、すぐ横にシマウマやバッファロー、キリン、シカ、たくさんの動物が生活をしていました。
思わずサークルオブライフを全力熱唱していました。
この公園では自然のエネルギーや地球の生命力を五感全てで感じられます。
改めて、地球上の生き物は人間のために存在しているのではなく、すべての動植物は彼ら自身のために必死に生きていることを実感し、それを我々が侵食するのはあまりに残酷だと思いました。
しかし、1人自転車を何時間も漕ぐのはさすがに辛かったです。日陰を作る物は何もないので本当に暑く、さらに途中で水も飲み干してしまい大変でした。
また、今日最も楽しみにしていたジオサーマルスパという国立公園内にある温泉も、明日まで掃除をしているという理由で入れませんでした。残念すぎる…
結局、今日1日で6時間くらい自転車を漕ぎ続けました。さすがに疲労困憊だったので、午後はナイヴァシャ湖畔でご飯を食べ、本を読みゆっくり休みました。
明日、ナイロビに帰りますがナイヴァシャでは、ナイロビでの忙しさか抜け出すこができたので非常に満足です。