【グローカル8日目】大雨と泥だらけのTシャツ。戸馳島の力仕事と生活力。

グローカル訓練

週の始まりは、あいにくの大雨。今週はずっと雨が続く予報で、うだるような暑さがないのは良いですが、太陽の光が見えないと、やはり少しだけ気持ちが沈みます。

ブルーベリーといちご、鉢との格闘

そんな雨模様の中、今日の仕事は一日中、ひたすら力仕事でした。

まずは、ブルーベリーの鉢の移動。原産国であるアメリカの土壌を再現したという、スポンジのような特殊な素材が使われているため、土よりは軽いものの、約150個の鉢をハウスから運び出す作業が何時間も続きます。

その作業で体力を消耗しきった日の終わりに、今度は1時間ほど、いちごの鉢の片付けを行いました。その数、全部で約6000個。今日はその一部に手をつけるだけでしたが、一つひとつ手作業で苗を取り出す地道な作業は、疲れた体には堪えるものでした。

高校球児のような泥だらけの勲章

仕事が終わり、自分の姿を見て思わず苦笑い。朝、真っ白だったはずのTシャツは、泥と雨にまみれ、元が何色だったのか分からないほど茶色に染まっていました。

まるで、雨上がりのグラウンドでヘッドスライディングの練習を繰り返した、高校球児のようです。ハードな一日を戦い抜いた、勲章とでも言うべきでしょうか。

家事の大変さと、「生活力」という課題

家に帰り、まずは泥だらけのTシャツを手洗いしてから洗濯機へ。島での生活が始まり、毎日自炊や洗濯をする中で、これまでどれだけ自分が恵まれていたのかを痛感しています。

仕事で体を動かすこととはまた別に、自分の暮らしをきちんと回していく、ということ。その大変さと尊さを、今更ながら実感する毎日です。

生活力、ちゃんとつけていかなければ。泥だらけのTシャツを洗いながら、静かに決意を固めた一日でした。

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