【グローカル32日目】千里の道も一歩から。そして、一人分の食卓。

千里の道も一歩から グローカル訓練

今日の仕事は、一日を通してブルーベリーの剪定作業。昨日までと打って変わり、虫が少なく、穏やかな気候の中で集中することができました。

「ビジネスで社会問題は解決できる」という、希望と絶望

作業の傍ら、耳からは今日も2冊の本をインプットしました。『9割の社会問題はビジネスで解決できる』と『本気で稼ぐ!これからの農業ビジネス』。

そこには、ソーシャルビジネスが持つ大きな可能性や、収益性と社会性を両立させるための具体的な戦略が、鮮やかに描かれていました。それは、希望の光です。しかし、知れば知るほど、その光の眩しさに、今の自分の非力さが影のようにくっきりと浮かび上がってきます。

マーケティング、デザイン、コミュニケーション、人脈、そして社会的信用。 理想を形にするために必要なピースを並べれば、そのほとんどが今の私には足りていない。日々、その現実を痛感させられます。

千里の道も、まず一歩から

では、どうするか。答えは、結局のところシンプルです。

これらの能力は、決して一朝一夕で身につくものではありません。だから、たとえ僅かでも、毎日少しずつ積み上げていくしかない。目の前のブルーベリーの枝を一本一本剪定していくように、目の前のタスクに、誠実に向き合い続ける。

「千里の道も一歩から」

美味しい料理と、一人分の静けさ

今夜は、同居人たちが外出していたため、夕食は一人。広々としたキッチンを使い、常備菜をいくつか作り置きしました。我ながら、上出来です。少しずつですが、料理の腕前も上達しているようです。

ただ、たくさんの料理を前に、一人静かな家で食卓につくと、不思議な感情が湧き上がってきます。
料理が美味しければ美味しいほど、なぜだか、ふと寂しさが胸をよぎるのです。

美味しいものは、きっと誰かと分かち合うことで、その価値が何倍にもなる。
その喜びを知ってしまったからこその、贅沢な寂しさなのかもしれません。

一生独身のつもりでしたが、それも考えものですね、、、

大きな課題と、小さな進歩。
そして、ささやかな寂しさ。

それら全てを抱えながら、私の一日は過ぎていきます。

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