今朝は羊の糞の掃除からスタート。どうやら放牧状態だったらしく、あちこちに置き土産が…(笑)。
筋肉痛の向こう側にある、確かな心地よさ
今日の午前中は、ハウスの片付けに伴う「整地作業」。これが、筋肉的にはこれまでで一番きつい作業でした。硬く締まった地面を耕し、石を一つひとつ運び出す。延々と続くその作業に、全身が悲鳴を上げます。
でも、その苦しさの中に、少しだけ心地よさを感じてしまう。私はMなのかもしれない。いや、きっとそうなのだろう、と妙な自己分析をしてしまいました。

午後は、そんな私を見かねてか、空調の効いたハウス内での作業に。まずは、胡蝶蘭を美しい形に整えるための、繊細な曲げ作業。今日扱ったものは茎が特に硬く、いつも以上に神経を使いました。その後、明日出荷される胡蝶蘭のラッピング作業を手伝わせていただきました。そこでは、細部まで決して妥協しない仕事の丁寧さに触れることができました。こうした一つひとつの積み重ねが、お客様からの信頼に繋がり、ファンを生んでいく。その大切な過程を、肌で感じます。

旬をいただく幸福と、文明の利器
帰宅後も、家の前に砂利を敷くための地ならし、と肉体労働は続きます。ただ、今回は「電動スコップ」という文明の利器があったため、だいぶ楽に進められました。技術の力は、やはり偉大です。
そして、夜はいただいた鯖を味噌焼きに、マンゴーを剥いて、食卓へ。 これが、本当に、驚くほど美味しい。サバ缶とも、冷凍マンゴーとも、全くの別物。旬のものを、新鮮なままいただく。これ以上の贅沢はないかもしれません。

この島が「面白い」からこそ、考えなければならないこと
これまであまり触れてきませんでしたが、日中の作業とは別に、活動計画や出前授業の提案書、ECサイトの改善案作成など、並行して進めるべきタスクも多く、ありがたいことに日々は割と忙しく過ぎていきます。
やりたいことは、もっと沢山あります。しかし、あれもこれもと手を広げ、すべてが中途半端になるのだけは避けたい。ある程度アイデアを発散させたら、しっかりと「選択と集中」をしていこうと考えています。
なぜなら、この島は本当に面白いから。 それは、ただ「田舎だから」という理由ではありません。熱意ある人がいて、その熱に惹かれて多様な人々が集まってくる。それでも、まだまだ足りないものが多く、発展途上だからこそ、様々な「関わりしろ」が至る所に眠っているのです。
だからこそ、自分がどこに集中すべきか、真剣に考えなければならないと思っています。
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