【グローカル15日目】灼熱のハウスとPC作業の新鮮さ。そして「辛くない」理由。

グローカル訓練

今日の午前中は、ハウスでの苗の移動と、ブルーベリーハウスの片付け。とにかく、暑い。正直、一瞬「これは、まずいかもしれない」と感じるほどの熱気で、この環境で毎日作業されている方々への尊敬の念が、心の底から湧き上がってきます。

汗の向こうにある「ありがとう」と、やりがいの正体

肉体的なきつさで言えば、間違いなくハードな仕事です。しかし、不思議と「辛い」とは感じません。むしろ、そこには確かな「手触り感」があります。

汗を流して作業をしていると、すれ違う方々が「ありがとう」と声をかけてくれる。ECサイトのレビューを開けば、お客様からの温かいコメントが毎週のように積み重なっている。

自分の労働が、誰かの感謝に直接繋がっている。その実感こそが、この仕事のやりがいの正体なのだと思います。だから、自然と「もっと頑張ろう」と思えるのです。

2週間ぶりのPC作業と、ハンバーグの失敗

昼からは、株式会社イノPでのお仕事。エアコンの効いた屋内で、久しぶりにPCと向き合いました。ほんの2週間前まで、毎日10時間以上もPCで資料を作り続けていたのに、その感覚が逆に新鮮に感じられて、少し不思議な気持ちになりました。

仕事の合間には昼食を自炊し、夜は一日が終わってから夕食の準備。今日のハンバーグは、残念ながら少し柔らかすぎてしまい、成功とは言えませんでした。ただ、味は決して悪くなかったのが救いです。この2ヶ月で、もっと料理の腕を上げていこうと、ささやかな目標を立てました。

初めての堤防釣りと、不合理で幸福な時間

夜9時過ぎ、日中のタスクをすべて終えてから、人生で初めてとなる「堤防釣り」に挑戦しました。1時間ほど粘りましたが、結果は坊主(一匹も釣れないこと)。船釣りとはまた違う難しさがあり、やはり、悔しい。もう少し上手くなれるように、しっかり学んでリベンジします。自分で食料を確保することの難しさを痛感し、「生きるって、大変だな」と、しみじみ思いました。

スーパーに行けば、魚はいつでも簡単に手に入る。そう考えると、こうして釣れない魚を追いかける時間は、ひどく非効率で、不合理なことかもしれません。

それでも、この時間は、どうしようもなく豊かで、幸福なものだと感じてしまうのです。

灼熱のハウスでの肉体労働と、涼しいオフィスでのPC作業。そして、日々の暮らしの中での小さな失敗と、豊かな時間。そのすべてが、今の私を形作っているのだと感じます。

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