今日は日曜日。終日オフだったので、明日行われる戸馳神社のお祭りの準備を手伝わせていただきました。
祭りの準備と、受け継がれる「JICAの子」という襷(たすき)
萱(かや)でブレスレットを作る作業に挑戦しましたが、これがなかなか難しい。
結局、不器用な私は雑用ばかりであまりお役には立てませんでしたが、地域の方々と交流できる、とても良い機会になりました。
「JICAの子か!去年も来たよ!」。
ある方が、そう言って快く輪の中に迎え入れてくれました。
その一言に、昨年までの研修生が築き上げてこられた信頼という名の”遺産”を、改めて強く感じました。未来の「JICAの子」たちが、同じようにこの島で温かく迎え入れてもらえるように、私も良い遺産を残さなければ。
襷を受け取ったランナーのように、身が引き締まる思いです。
ネット時代だからこそ価値がある、”生”の情報
神事を中心とした地域コミュニティというのは、とても日本人らしい文化であり、大切に守っていくべきものだと感じます。
年代も、職業も、性別も関係なく、皆が一つのことに向かって協力する。そんな多様性のあるコミュニティでは、様々な情報が飛び交います。
何でも検索すれば答えが見つかるこの時代だからこそ、こうした場で交わされる「生の情報」は、ネットで得る情報よりもずっと色が濃く、価値があるように思えます。
海辺の読書と、スライサーの傷跡
午後は、勉強や溜まっていたタスクをこなし、料理をして過ごしました。
夕方からは、海辺で読書と筋トレを。17時を過ぎると、あれほど厳しかった日差しも和らぎ、潮風が心地よい。とても優雅な時間でした。
毎日の自炊生活も少しずつ板についてきましたが、昨日はスライサーで指をざっくり切ってしまうなど、失敗はまだまだ尽きません。それでも、一歩ずつ前に進んでいる実感はあります。いつか、お世話になっている方々に「これが私のスペシャリテです」と胸を張って振る舞えるくらい、料理の腕を磨きたい、なんてことも考えています。
地域と繋がり、自分と向き合う。とても良い休日でした。 明日からまた1週間、頑張ります。
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