戸馳島に来てから、もうすぐ1週間。時間の流れの速さに驚きます。
明日からは天気が回復する予報。それならば、と太陽が出る前に大変な作業を進めるべく、今日は一日中、いちごの鉢の片付けに専念しました。
終わりなき鉢との格闘と、インプットの限界
ひたすらに、同じ作業を繰り返す。さすがに今日は、体力的にも精神的にも堪えました。
もちろん、この地道な作業が、信頼を築く上で、そして現場を理解する上で、いかに大事なステップであるかは理解しています。頭では分かっていても、身体は正直です。
少しでも時間を有効活用しようと、耳では英語や様々なジャンルのPodcastを流し続け、インプットを試みるのですが、それもまた脳の疲労を加速させます。身体と脳、両方から悲鳴が聞こえてくるようでした。ポカリが沁みました。
電動自転車と、カニと猫と静寂と
仕事の後、気分転換も兼ねて、自転車で対岸の三角(みすみ)の街にあるスーパーへ買い出しに。片道20分ちょっとの道のりですが、この電動自転車には本当に助けられています。
道中、そこかしこでカニが横切り、猫がのんびりとこちらを見ている。そして、耳につくのは風の音と自分の呼吸だけ。島全体を包む深い静寂に、改めて気づかされます。

“もらう”暮らしと、虫刺されという現実
スーパーは決して近くありませんが、島では頻繁に買い物に行く必要がありません。今日も職場の方から、旬のいちじくと立派なホタテをいただきました。日々の食卓が、こうした温かい「おすそ分け」で彩られていく。本当にありがたい暮らしです。
ただ、島の自然は優しさだけではありません。気づけば謎の虫に腕を刺され、赤く腫れ上がっていました。沼が多いからか、蚊の多さも悩みの種。これもまた、リアルな島の生活の一部です。
心身ともに疲れ切った一日でしたが、これもまた一歩。明日からの晴天を心待ちに、今日は早めに休もうと思います。


コメント